呼吸の苦しい赤ちゃんのケア、治療
呼吸の苦しい赤ちゃんのケア、治療脱水状態は痰を出しにくくするので、
水分をこまめに取るようにします。
これからの季節は部屋の乾燥にも気をつけたいもの。
咳が出たら、うつ伏せにして手をお椀型にして背中をとんとん叩いてあげます。
外来では吸入をして、一時呼吸困難をよくすることができることもあります。ただ、大泣きする子もいますし、効果は一時的。聴診で喘息状態の呼吸音であれば薬が何種類か出ると思います。気管支拡張剤と咳止め、さらに抗生物質など。
気管支拡張剤はこの場合最優先の薬です。施設によっては、吸入器を貸してもらえるので、医師の指示の回数を吸入してみるとより早く治るでしょう。
ただその後、薬で改善されることばかりでなく悪化することもあります。初診の時にすでにかなり悪くて入院ということもありますし、家で頑張ってみたものの入院ということもあります。
入院になると、点滴で気管支拡張剤の注射薬を一定量持続的に投与します。さらに定期的に吸入するということをするでしょう。本当に重症の場合は酸素テントに入ったりということもあります。
治療が効いて呼吸状態が安定してくると、内服薬に変更し退院になります。
●食物アレルギーについて
●アトピー性皮膚炎
●スキンケア 治療の実際
●喘息様気管支炎、喘息
●呼吸の苦しい赤ちゃんのケア、治療
●喘息様気管支炎になった子は、将来喘息になりやすいか。
●突然に起こる呼吸困難
●薬の飲ませ方のコツ