沿岸部の広範囲で浸水による溺死や船舶・建物の破損、火災などさまざまな被害が発生する。
河川を遡上するなどで内陸部に到達することもあり、破壊された建物や車などの瓦礫を巻き込むことによって破壊力が増大する。
海辺で1分以上の長い揺れを感じたら、即逃げる。津波は警報よりも早く到着するといわれており、過去には震度4の揺れでも、38m超の津波が発生したこともある。
ハザードマップで自宅や勤務先の海岸、河川からの距離、海抜、避難場所などを確認しておく。内陸でも避難勧告や指示が発令されたら、すぐに高台か頑丈な3階以上のビルに避難する。
東日本大震災の経験から、いち早く避難する自主判断が重要だ。(津波てんでんこ)
発表される情報の意味を知っておこう。→津波の注意報/警報
●気象庁:大津波警報・津波警報・津波注意報
大津波警報・津波警報・津波注意報、津波情報、津波予報の解説もある。
●国土交通省:津波防災のために
津波発生のメカニズムから身を守る方法まで、イラストや写真で分かりやすく解説。
同庁の「ハザードマップポータルサイト」
では、公表市町村の津波ハザードマップも見れる。