台風の接近や寒冷前線の発達などに伴い発生する。屋根や外壁が吹き飛ばされ、家屋が倒壊するケースもある。
屋外では飛ばされた瓦礫やガラス片によって、また屋内ではガラス窓やドアなどの開口部が損壊し、飛び散った破片によって負傷させられる。
屋内にいる場合は、窓やドアから離れ、なるべく内側の1階の部屋に避難する。
発達した積乱雲から発生する激しい突風には、竜巻、ダウンバースト、ガストフロントがあり、その規模によって大きな被害がでることがる。
この他の突風として注意しなければならないのが、晴れた日の日中に地表付近で温められた空気が上昇して発生する「じん旋風」がある。
●気象庁:竜巻などの激しい突風について
竜巻、ダウンバースト、ガストフロントなどの激しい突風についての解説。
●気象庁:竜巻発生確度ナウキャスト
レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻)は、気象ドップラーレーダーなどから「竜巻が今にも発生する(または発生している)可能性の程度」を推定し、10分ごとに更新して提供している。