歩けないほどのひどい張り
三ヶ月の終わりくらいから、歩けないほどのひどい張りがあってあんまり痛かったので、最初は張っているとは思っていなくていろいろ検査をしたのですが、通っていた個人病院から、実家の近くの大学病院に急遽診察してもらって、お腹が張っているので二週間の自宅安静を言われて１１日目になります。
子宮口は開いていないと言われ、出血もありません。
安静にしていて、かなり良くなったのですが、張りのほうは一日に何度もあります。
まだ、安定期前なのにこんなに張っていて、この先も仕事は出産までお休みするようになるのか、とても心配です。
仕事が外回りで、仕事内容を変えてもらうことが出来ないので私としては、このまま休みたいのですが、次回通院のときにお医者さんに話して診断書を書いてもらえれば、休暇は取れるものなんでしょうか？張り止めは、３日分だけ飲んで今は安静が一番といわれているので飲んでいません。
■アドバイス：
経産婦さんであり、働かれているというので、不安定な妊娠経過で、さぞご心配でしょう。
まずはこのように流・早産傾向のある妊婦さんは、医師からのご指示と合わせて夏に疲れた腎臓や肝臓の予備能を高めるセルフケアをオススメします。
明らかに出血や子宮口が開くという兆候がないにも関わらずお腹が張ったりする場合、冷えがあったり東洋医学で言う「気」が乏しい状態の時が多いと思います。
足浴をしたり、足首にある三陰交というツボを刺激して下半身の血液の流れをよくしましょう。
また、からだを温め血液を浄化し流れをよくするような食事をされるといいでしょう。詳しくは薬膳に関する情報を
集められるといいと思います。
また「気」を高め安定させるという意味では、ご主人や上のお子さんを含め、おなかの赤ちゃんに語りかけたりここちよいというタッチで、お腹や足をマッサージしながらゆっくりとした深呼吸をされるだけで違ってきます。
症状に合わせては、もちろん仕事のペースを調整するために主治医と相談の上、診断書を書いてもらうことは可能だと思います。ただ、薬を飲んで安静にしているだけでなく、前述のように、ご自分自身でも心身のバランス「気・血・水」を整える努力をされれば、少しずつ安定してくると思います。
答えた人：吉原香織（助産婦）
妊娠週ごとのからだの変化や健康管理のヒケツ、知っておきたいこと、気がかりをアドバイス！
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