
手足口病のお腹の赤ちゃんへの影響
妊娠7週の妊婦です。今2才になる娘が手足口病に感染した可能性があります(まだ症状は出ていませんが)。もし私に感染した場合、おなかの赤ちゃんに悪影響はあるのでしょうか?また感染予防はどのようにすればいいのでしょうか?よろしくお願い致します。
また最近おりものがとても気になります。色は少し黄色っぽく、ぬめぬめした感じです。臭いはふつうのおりものと変わりません。1週間前の診察時にも先生にその旨を伝えたのですが”少し黄色っぽいですが、量もそんなに多くないし、心配ないでしょう。次回の診察時にクラジミアの検査をしましょう”と言われました。次回の診察まで後一週間あります。
このまま放っておいて大丈夫なんでしょうか?アドバイスをお願い致します。

■アドバイス:
手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種で、5〜8月ぐらいに流行します。
通常は、からだ全体に対する影響は鼻かぜ程度のものと考えてよいと思います。また手足口病のウイルスは、本来、胃腸かぜのウイルスの一種ですので、多少下痢っぽくなることはありますが、ひどい下痢になることはそれほどありません。大人にも感染する可能性はありますが、妊婦が罹患した場合の催奇形性のデータはなく、殆ど心配ないと言われています。
良く手洗いし、うがいなども行い、何より夏ばてしないように食生活などにも気を配り、抵抗力を高めましょう。
おりものに関しては、文字だけでは完全に判断しかねますがまず問題ないです。尿や便の色も体調やからだの血液や水分の環境によっても変化するのと同様で暑いとき、からだの体液が濃くなると、排出されるものも濃くなりやすいです。
からだを冷やさないようにしつつも、水分補給にこころがけ、また下着も通気が良く汗を吸い取りやすい素材のものにしましょう。
答えた人:吉原香織(助産婦)