19週の赤ちゃんは、身長およそ25ｃｍ、体重は約300ｇ。
動きが活発になって、心臓や肺の働きも強くなります。顔もしっかり人間らしくなり、手足には爪もはえてきます。

高齢出産の人は16週前後に、胎児の染色体異常を調べるための羊水検査を医師から勧められるかもしれません。
この検査は、まず尿検査でその可能性のおおよそを予測し、さらに可能性が高い疑いがある場合に行われます。
おなかの上から針を刺して羊水を採取して、それを調べるのですが、針を刺すことによって、まれに赤ちゃんが流産してしまうケースもなくはありません。

しかし、欧米では35才以上の妊婦はあたりまえに受けている国も多く、数多くのケースを行っているベテラン医師の元で行えば心配はないでしょう。
でも、問題は「赤ちゃんに染色体異常がある」と診断された場合です。その結果、即今回の妊娠をあきらめると決断できれば問題はないでしょうが、どんな子でも家族として受け入れたいと思う人もいます。

羊水検査を受ける場合には、その結果のことも含めて夫婦でよく話合って下さい。