妊娠・出産・育児

バックナンバー3:〜2007年4月

2006年8月〜2007年4月の投稿バックナンバー



Day3でシストが‥ タマコ  -- 2006/09/29 ..
いつも皆様の投稿をなるほどとメモを取りながら拝見させて頂いてます。

今月4回目のIVFにチャレンジなのですが、内診でドクターに「シストがあるけど大丈夫でしょう。」と言われました。
血液検査ではFSH=5、E2=243だったのですが、薬や注射は一切無しの自然周期でトライするようです。
過去ログを読むと、E2は低いより高い方が良いと解釈したのですが、243は高過ぎですよね。

シストがあるまま採卵〜受精〜ET or BTまで進んだ方はいらっしゃいますか?
なんだかこのまま進んでもお金の無駄のような気がするのです。


フクさま   タマコ
体作り   フク
キャンセルっぽいです   タマコ
排卵なき生理   ムーミン
有り難うございます   タマコ
follicular cyst(卵巣嚢腫)   ムーミン




 

   >>> フクさま タマコ   -- 2006/09/29..
 
暖かいレス有り難うございました。
読みながらついつい目頭が熱くなってしまいました。
昨年のIVF2回目が不成功に終わった時から、体質改善の為にウォーキングを始め、早寝早起きを心がけて漢方を日本の家族に送ってもらったりしてました。
色々努力はしてるのですが、なかなか結果としてあらわれてくれないものですね。

フクさんも米国にお住まいだったのですね。
日本の生活、羨ましいです!

色々とアドバイス有り難うございます。
フクさんにもお名前のような「福」がやってきますように…。
 





   >>> 体作り フク   -- 2006/09/28..
 
はじめまして。フク(45歳)と申します。
「そろそろおしまいにする時期がきたのかな・・・」という発言が気になり出て来てしまいました。
現在日本で治療しておりますが、米国にしばらく住んでいました。米国の治療費は本当に高いですよね。
タマコさんはまだお若いですし、FSHの値もうらやましい限りです。継続的なホルモン剤投与やストレスから一時的にホルモンのバランスを崩していらっしゃるということもあるのでは? 運動、灸、漢方、サプリメントなどで体作りをして、ホルモン値のよいときにチャレンジしてみてはいかがですか。卵巣の血流を良くするとよいと聞きます。 また、誘発方法や医者との相性もあるかもしれません。結果がでないときは転院も視野に入れてみては?
何だか既にご存知のようなことばかり書いてしまいしたが。
プリプリの卵ちゃんgetに向け、お互いがんばりましょう。
 





   >>> キャンセルっぽいです タマコ   -- 2006/09/27..
 
ムーミンさん、再度レスを頂き有り難うございます。

D10の血液検査では
E2 450
FSH 11
P4 1.26

という結果で、巨大化したシストもまだ残っていたので点鼻薬を使いました。
排卵させてしまおうという目論みのようです。

>「排卵なき生理・・・スミレさんへ ムーミン -- 2006/06/04」

>↑高齢出産VOICEの過去ログにもカキコしましたが、

はい、以上の投稿は読ませて頂きました。
閉経が近い、というのは目を反らせたい現実ですが、昨年の刺激注射を打ちまくってのIVFでも卵が出来ず、ETまで至らなかった時にも別のドクターにですが「閉経が近いのでは」と指摘されていました。
年齢的にも(38)、またFSHも当時で7〜8だったので、ドクターの言う事を信じる事が出来なかったのですが、他のホルモンレベルを見ての発言だったのだろうなと今になって納得です。

服用していたピルは、「避妊ピル」という事だけしか分かりません。
まだ望みがあるなら治療を続けたいところですが、恥ずかしながら金銭的にも家計を圧迫し始めているので(米国での治療費は高いです)、そろそろおしまいにする時期がきたのかな、という感じです。

長くなってしまい恐縮です。
とにかく分かりやすい説明のレスに感謝致します。
ムーミンさんも良い結果に結びつきますよう、治療頑張って下さい。
 





   >>> 排卵なき生理 ムーミン   -- 2006/09/25..
 
ピルの種類が何なのかわかりませんが、プレマリン+デュファストン(ルトラール)という
組み合わせで良く、D3のE2が150以上になる方はいらっしゃいます。

>前々周期、前周期とピルを使用していたのですが、単に生理周期を整えるだけが
>目的だと思っていました。にも関わらずシストが出来てしまったのが疑問です。

D3で卵巣が腫れるという現象は、閉経前の現象で排卵なき生理の場合も起ります。

「排卵なき生理・・・スミレさんへ ムーミン -- 2006/06/04」

↑高齢出産VOICEの過去ログにもカキコしましたが、
D3でE2=150以上という周期が続いたら、排卵なき生理の可能性が高いです。排卵なき生理は、
排卵がないのでプロゲステロンが造られず、エストロゲンは生成されるので生理は来ます。採卵
すると変性卵や空胞が多いです。私も以前この傾向があったことがあり、誰にでもいつかは起っ
てきます。私の場合は右卵巣が46才で原始卵胞が残り少なくなりD3でE2=200以上になること
が数回ありました。それから左卵巣でしか採卵できなくなりました。一応右卵巣にもできますが
いつも小さく吸収されてしまうようです。

「医者も知らないホ○モンバランス」という本に下記の記述があります。【排卵なき生理】抜粋
プロゲステロンのレベルが低いので、FSHが高くなってる可能性がある。FSHが増えると卵巣で
のエストロゲンの生成も増えるが、卵胞が使い果されているのでプロゲステロンのほうは造られ
ない。視床下部はホルモンのバランスを取り戻させようとするが、卵胞の反応がなくなってるの
でうまくいかず、代わりにエストロゲンの過剰状態を生じさせてしまう。
私の推測ですが。。。。
●プロゲステロンが造られない。→次の卵胞の出番が来ない→エストロゲンは発生する→
シストが残りE2=150以上になる

大部分の医者は、卵胞が使い果されていることには気付かないので閉経にはなっていないのだと
いう意味に解釈する。掲示板だけではタマコさんの状態が分かりませんので、あくまで
私の推測の一例としてカキコしました。。。
 





   >>> 有り難うございます タマコ   -- 2006/09/23..
 
ムーミンさん、詳しいアドバイス有り難うございます。

前々周期、前周期とピルを使用していたのですが、単に生理周期を整えるだけが目的だと思っていました。
にも関わらずシストが出来てしまったのが疑問です。
来週、血液検査と内診があるので聞いてみようと思います。
アメリカでの治療なので、こちらのサイトで予習と復習をしながら通院している状態です。
本当に有り難うございました。
 





   >>> follicular cyst(卵巣嚢腫) ムーミン   -- 2006/09/22..
 
こんにちは。

>血液検査ではFSH=5、E2=243

シストか卵胞かの見極めですが、P4=1以下で0.3くらいなら、既にあるこの卵胞は誘発しないで
そのまま、LHサージを起こせば採卵でき受精可能なこともあります。
一方、P4=1以上なら、E2=243なので明らかにfollicular cyst(卵巣嚢腫)ということ
だと思います。
通常は、エストラジオールの数値が、シストにとられて、
本当の卵胞に栄養が行かず、質が悪い卵になるので多分、採卵キャンセルになると思います。
例えば、本当の卵胞にE2=300くらいの栄養がほしい所が、150くらいになってしまうのです。
但し、Dr.の方針で、なかなか卵が育たない、時間がない方には、採卵することもあるそうです。

*******

木○公園クリニックのHPがとても分かりやすいので検索して読んでみてください。
「体外受精や顕微授精を成功させるキーポイント!」
「ovarian reserve(卵巣予備能力)を評価した適切な卵巣刺激」の所の抜粋です。。

2.baseline cystの予防
黄体期中期からスプレキュアを使用すると、一時的にFSHとLHが上昇するために卵巣内に嚢腫がで
きることがある。follicular cyst(卵巣嚢腫)があると、卵巣刺激を行なった場合のピーク値が低
くなり、採卵のキャンセル率が高くなり、採卵数が少なくなることが分かっている。
また、follicular cystが大きくなるほど妊娠率は低下するというデータもある。

採卵予定周期の月経1日目〜3日目の間に行なう経膣超音波では、follicular cystの形成がないかを
調べる。卵巣刺激中の経膣超音波で直径10mm以上のfollicular cystがあった場合には原則として
その周期はキャンセルする。しかし、follicular cystの形成の有無を、観察するだけではなく、よ
りよい採卵-胚移植を行なうにはfollicular cystが作られるのを予防することが重要。予防には、
前周期にoral contraceptive(ピル)を使うことが有効である。ピルは経口避妊薬としてのイメ
ージが強いが、下垂体の抑制をかけるという効能を利用して卵巣刺激にも使用される。

■ピルを使うメリット
1. 自然妊娠していた場合、気づかないでスプレキュアを使用するおそれがあるが、
 ピルを内服することで確実に「妊娠していない」状態をつくり、卵巣刺激を行なうことができる。
2. follicular cystの形成率が低くなる。
3. 卵巣内のアンドロゲンというホルモンの値が低下して、より質の良い卵ができる可能性がある。
4. ロング法の時に使うスプレキュアの副作用のひとつ、頭痛を予防します。
5. 前胞状卵胞の大きさを均等にし、ある程度大きさの同じ卵胞の発育が可能になる。

■ピルを使うデメリット
ピルは下垂体の抑制をかけるため、内服期間は慎重に選ぶ必要がある。特に、卵巣機能の低下して
いる方にピルを長く使うというのはよくない。卵巣の予備能力が低下しておらず、卵巣刺激に対す
る反応が期待できる人にはピルを前周期に使用したロング法が向くことがある。

【私の感想】D3のFSHが高く、E2値がいつも低く50以下の方は、卵巣の予備能力が低下して
いるので中容量ピルの長期の服用は向かないと思います。