妊娠・出産・育児

バックナンバー3:〜2007年4月

2006年8月〜2007年4月の投稿バックナンバー



混乱してます。(ドオルトンについて) ビオラ  -- 2006/11/07 ..
こんにちは。先日4回目の顕微授精が陰性に終わったばかりの41歳です。こちらの過去ログで少しわかったような、でもよくわからいような感じなので,相談させてください。7月に3回目の顕微授精のときセロフェンと注射の刺激でしたが、分割がうまく行かずにETがキャンセルになりました.キャンセルが分かったあとは、処方されていたドオルトンを飲まなかったのですが,生理が来てからこれまでになく,基礎体温が乱れ,生理後2週間で不正出血、次は20日で生理,その次は25日で生理になったところで、今月セロフェンのみの誘発で4回目の顕微授精→陰性でした。そこで,お伺いしたいのですが,7月に途中でドオルトンを飲みやめてしまったことと,その後の生理周期の乱れは関係しているのでしょうか?それから、私は顕微授精していただいてるS病院が遠いので,卵の発育状況を見る間は不妊治療専門ではない近医にお願いしているのですが、今回S病院から4回目の顕微授精の周期前にドオルトンを高温期に7日分飲むように指示されていたのですが、近医には、ドオルトンは自力で排卵している人は飲まなくても大丈夫といわれ、飲みませんでした.結果,12日目で2個採卵となったのですが、この薬を飲んでこんなに早く卵が大きくなってしまう例は見たことがない,と近医からいわれてしまい、分割のスピードも遅かったです。ドオルトンを飲んでいたら卵の質や育つスピードが違っていたのかなと思うのですがどうなんでしょう?そして,今日で生理1週間になるのに,体温が高温期のままなんです。今回は薬のみの刺激だったので、ドオルトンは処方されませんでした。低刺激だったのにまた生理周期がおかしくなるのかしら、これじゃ次の治療も始められない,と悶々としています。長くなってすみません.指示通りドオルトンを飲まなかったのでS病院にもききづらくて、何から始めていいかわからず気持ちは焦るし、混乱したままご相談させていただきました。どなたか是非よろしくお願いいたします!


ドオルトン7日間について   ムーミン
ムーミンさん、ありがとうございます。   ビオラ
ピルは、シストや古い卵胞を掃除する作用があります。   ムーミン




 

   >>> ドオルトン7日間について ムーミン   -- 2006/11/07..
 
ビオラさん、まだご覧になっていますでしょうか?

>4回目の顕微授精の周期前にドオルトンを
>高温期に7日分飲むように指示されていたのですが、

ドオルトンは高温期のいつから服用するのですか?
初日から飲むと高温期が短くなるような???
以前からセ○トのこの方法は、興味がありFSHも上がらないし
E2も下がらないし、LUFも防ぐ短い服用の仕方でいいな〜と思っていました。
生理の何日目から飲むのでしょうか?
宜しければ教えてくださいね。
 





   >>> ムーミンさん、ありがとうございます。 ビオラ   -- 2006/10/29..
 
ムーミンさん、ありがとうございました!
ムーミンさんのご説明とてもわかりやすくて助かりました。S病院=セ○トに通っていて、ホームページを見ていたにもにもかかわらず、よく理解してませんでした。やはり,気持ちのどこかで飲まなくてすむ薬なら飲みたくないなあ,と思っていたので、近医の先生の言葉に従ってしまったのだと思います。
木○公園クリニックのホームページもチェックしました。やはり東京にはきめ細かくホルモン検査をすることで、成果をあげているクリニックが多いのですね。私は顕微授精の治療の過程で、まだ一度もホルモン検査をしたことがないので、ギャップを感じています。できる卵の個数などで、先生にはどんな治療がいいか大体わかってしまうのかな、と思ってはいるのですが、数字で見えないのがいいような悪いような、、、です。KLCなど検査の値をみながら誘発方法を途中で変えるなんてすごいなあ,と思ってしまいます。地方在住の不妊患者にはかなわぬことですよね、、、。

 





   >>> ピルは、シストや古い卵胞を掃除する作用があります。 ムーミン   -- 2006/10/27..
 
採卵すると卵胞液を吸い取るので黄体機能不全ぎみになります。
で、P4が下がりぎみだと採卵後でもセロフェンの影響で新たな卵胞が育つことがあるので
ドオルトンでセロフェンの影響を防止するんです。セロフェンの誘発力は結構強いです。

>近医には、ドオルトンは自力で排卵している人は飲まなくても大丈夫といわれ、
>飲みませんでした.

ピルは、シストや古い卵胞を掃除する作用があります。服用することで卵胞の粒が揃い
下垂体の抑制をかけるという効能を利用して卵巣刺激にも使用されます。
ピルを飲むと、卵胞の発育がややゆっくりになりますが、それで誘発して質の良い卵を
採卵できます。排卵があるかないかという問題ではないです。
※連続服用はよくありませんが、7日分だったら問題ないと思います。
セ○トのHPでもこの件については、説明が載っていますよね。

木○公園クリニックのHPがとても分かりやすいので検索して読んでみてください。
「体外受精や顕微授精を成功させるキーポイント!」
「ovarian reserve(卵巣予備能力)を評価した適切な卵巣刺激」の所の抜粋です。

2.baseline cystの予防
黄体期中期からスプレキュアを使用すると、一時的にFSHとLHが上昇するために卵巣内に嚢腫がで
きることがある。follicular cyst(卵巣嚢腫)があると、卵巣刺激を行なった場合のピーク値が低
くなり、採卵のキャンセル率が高くなり、採卵数が少なくなることが分かっている。
また、follicular cystが大きくなるほど妊娠率は低下するというデータもある。

採卵予定周期の月経1日目〜3日目の間に行なう経膣超音波では、follicular cystの形成がないかを
調べる。卵巣刺激中の経膣超音波で直径10mm以上のfollicular cystがあった場合には原則として
その周期はキャンセルする。しかし、follicular cystの形成の有無を、観察するだけではなく、よ
りよい採卵-胚移植を行なうにはfollicular cystが作られるのを予防することが重要。予防には、
前周期にoral contraceptive(ピル)を使うことが有効である。ピルは経口避妊薬としてのイメ
ージが強いが、下垂体の抑制をかけるという効能を利用して卵巣刺激にも使用される。