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バックナンバー2:〜2006年8月

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不妊コウノトリ〜2011年11月P

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なぜ自然にこだわるのか教えてください ふむふむ  -- 2005/11/06 ..
はじめまして、いつもこちらのサイトで勉強させてもらってます。もしよかったら相談にのってくださいますか?
私はもうすぐ40歳で2人目不妊で治療歴2年です。今まではクロミッド又はHMG&HCG誘発でAIHをしてきましたが、まったくかすりもしません。特に前回は初めてのHMG連続注射で期待も大きかったのですが、撃沈しもう後はIVFしか道がないのかな〜と感じております。でも私は最初からIVFは頭になかったんです。とても金銭面も体力面も負担がかかるイメージがあり、それと束縛される時間が多いから無理と思ってました。(子どもの行事がポツポツ入るため)治療は40までと思ってきたので、もうそろそろ2人目をあきらめなくてはならない時期がきてるんですが、ふんぎりがつかなくて困ってます。それで最後にIVFしてダメだったらキッパリあきらめようかとも思ってるんです。こちらに来られる方は自然周期でがんばってる方がとても多いですよね?メリットは毎月採卵できるからなのでしょうか?体に負担がかからないからでしょうか?よい卵をとるためでしょうか?私も皆さんの投稿をいろいろ拝見するうちに自然でならやってみたいという気持ちが芽生えたので、この前かかりつけの医師に相談したのですが、刺激周期の方が妊娠率が高いこと、同じくらい高額なのだから、1つや2つしか採卵できない自然よりたくさん採れる刺激のほうが確立がいいこと、自然周期だと採卵前に排卵してしまう恐れがあるが、刺激ならその心配はない・・などで刺激周期を進められました。
それで悩んでます。自然でがんばってる皆さんは最初から何回かトライする覚悟のもとで自然周期に挑戦していますか?注射とかを差し引くとIVFじたいにかかる金額は同じだと思うのですが、もったいないとは感じませんか?私のように一回きりと考えてる者は刺激のほうがむいてるのでしょうか?
前回D3で測ったFSHは13でE2は25でした。あまりよくないですが、先生はこのくらいでもIVFは行うみたいです。やるだけ無駄な気もして毎日迷っています。刺激にするなら11月初めに来院しスプレキュア開始しなくてはなりません。それなのにまだ迷ってる自分に腹が立ちます。高額だし、IVFじたいが恐いんです。こんな臆病者ですが、もう一度赤ちゃんを抱っこしたい、なにより赤ちゃん好きな息子に会わせてあげたいんですよね。すいません、しょうもない質問ですが、よろしければアドバイス宜しくお願いします。


もちきちさんへ   ふむふむ
ありがとうございます   ふむふむ
1回きりなら・・・   もちきち
費用や通院回数でいえば、自然周期かな?   さあみ
どうでしょうか?   ののりん




 

   >>> もちきちさんへ ふむふむ   -- 2005/11/06..
 
アドバイスありがとうございます。本当に高額だから悩みます。AIHくらいの料金だったらどちらもやってみたいですが、うちは貧乏なので本当に一回しかできません。本当は自然周期でならやってみたいというのが本音だったのですが、今かかっている先生は(わりと有名です)刺激を進めてくるので自然はあまりやりたくないのかなーと思い、指示に従うしかないかもって感じてます。私は本当に赤ちゃんがほしいから辛い治療に今まで耐えてきてたのに、ここに来て報われないことに気持ちが疲れてしまって、やめるための決着をつけたい気分になってます。ロング法だと来週に来院しスプレキュアが始まります。もうなるようになれって感じですが、救いは今週期の3日目のFSHが7になってたことです。その周期によってだいぶ変動があるみたいですね。
また相談にのってください。ありがとうございました。
 





   >>> ありがとうございます ふむふむ   -- 2005/11/06..
 
ののりんさん、さあみさん、アドバイスありがとうございました。やはり一回きりだったら刺激でやるほうが可能性がありそうですね。たぶん私の場合クロミッドを飲んでも一個しか卵胞が育たないことが多いので、空砲だったりしたらそこまでですもんね。でもさあみさんがおっしゃるように歳が歳なので、あまり期待はしないでやってみようと思います。ちなみに私が通う病院の先生は前回HMGやHCGを使ってても少量だからか(150単位を7回とHCGを3回です)空ける必要はないと言います。
またお世話になるかもしれませんので、宜しくお願いします
 





   >>> 1回きりなら・・・ もちきち   -- 2005/11/05..
 
確かに1回きりと割り切ってIVFにチャレンジにするならそれでも良いと
思います。しかし40歳という年齢を考えると卵の質は低下しているので
数だけ増やしても結果に結び付くとは限りません。
それに数がたくさん出来ても実際に妊娠に結びつく受精卵は自然妊娠とそう変わらないとも言われます。
大量のHMGやHCGを使う事で2〜3か月に1回しか出来ない上に確実卵巣や卵の質を落としていきます。
ドクターは患者の体より実績を重んじるので刺激誘発を提案したりします。

自然周期は卵の数が少なくても体に負担をかけずに誘発出来るというメリットがあります。HMGを最小限(1〜2本)に抑えてHCGの代わりに点鼻薬を使う事で毎月でも誘発可能ですのでいつ排卵されるかわからない良質の卵を捕らえる事が出来ます。(お金はかかりますが・・・)

私も40歳ですがD3のホルモン値はいいのに中々結果が出ずに行き詰まっています。

ふむふむさんはお一人お子さんがいらっしゃるので機能的には問題ないと思います。AIHでも結果が出ないのは年齢により卵子の質が落ちているからだと思います。ですので良質の卵が出るまでAIHにチャレンジし続ける方法もあります。高齢になると卵子の質がかなり重要になってくるので質が悪い事には体外受精が必ずしもいいと言い切れないと思うからです。

色々と思い通りに行かないことが多いですがお互い早くいい結果が出るといいですね。
 





   >>> 費用や通院回数でいえば、自然周期かな? さあみ   -- 2005/11/03..
 
 自然周期(正確にはクロミド誘発です)も刺激周期も経験しました。採卵についての費用は、病院によってちがいます。保険がきかない自由診療ですから、どこでも同じではないですよね。HMGの注射は高いので、薬代については完全自然(薬をいっさい使わないで自力排卵する)かクロミド中心の誘発のほうが安いと思いますよ。
 
 通院回数は、刺激であればご存知のように毎日通わないとならないですね。自然周期なら、私は加藤クリニックのやり方しか知りませんが、とびとびで最低6回以上です(私の場合はだいたい8〜9回くらいでした)。

 IVFの主流は刺激のロング法ですが、それにこだわることはないと思います。ただし、すでにHMGやHCGの注射を使っているので、ののりんさんがおっしゃるように、3ヶ月ほどお休みしたほうがベストだと思います。HMGはふむふむさんが使ったトータル単位数にもよるのでわかりませんが、HCGの影響は3ヶ月くらい続くという話をきいたことがあります。AIHまでの段階であっても、毎月のようにHCGを使うと黄体機能不全をおこすそうです。

 一回だけということですから、どちらの方法でもよいと思います。これから挑戦するふむふむさんに対して辛い言い方かもしれませんが、いずれにせよ成功率は低いので、過大な期待は抱かないほうがベターです。
 





   >>> どうでしょうか? ののりん   -- 2005/11/02..
 
私は自然周期のIVFは経験がないのですが、レスが付いていないようだったので出て参りました。

少し前にこのサイトでも『自然』の意味について話題になっていましたが、『自然』とは言っても、全く誘発をかけない訳ではありませんが…。
いわゆる『自然周期』を選ばれる方は、
* 毎月できる
* 刺激周期でも育つ卵胞数が少ない
* 体に負担がかからないため、ホルモンバランスを崩しにくい。
  (クスリ漬けになって、さらに卵胞が育たなくなる悪循環に陥りにくい)
などの理由で、選ばれているように思います。

私は多嚢胞ぎみのため、刺激周期で30個近い卵胞が育ちますが、全体的に質が悪く、使いものになるのは6個程度です。
一般的に数が多いと質は落ちると言われています。
(私ほど多量に育ってしまう方は稀ですが)
また一般的に高齢の方や、長くホルモン治療を受けてきた方は、卵胞の育ちが悪い(数、質ともに)と言われています。
そのため刺激でもクロミッドでも、育つ卵胞数に差がないため、かえってクロミッドの方が質の良い卵が期待できる、という考え方があります。

ふむふむさんの場合、もうすぐ40歳でいままでにHMGやHCGの治療をされてきたようなので、刺激周期で採卵に望んだ場合、実際にどの程度の数と質の卵が育つかは、やってみないと分からないと思います。
必ずしも、刺激の方が良いとは言い切れません。
もちろん、一般論では刺激の方が数は取れますが、私のように質の悪い卵が沢山できても、何の意味もありませんし…。
自然で行った場合には、一般的に数が少ないため、途中で分割が止まってしまい、ETすらできないという状況もありえます。
こればっかりは人それぞれなので、やってみないと分からないというのが、本当のところだと思います。
どちらにもメリットとデメリットがありますので、良く考えて、ご自身で判断されるのが良いと思います。

IVF前のインターバルについては、先生によっても色々な意見があるようですが、私自身の経験でお話するなら、やはり半年くらい、最低でも3ヶ月くらいは一切のホルモン剤を止めてから臨まれた方が、良い結果が出るように感じています。
1度きりと決めていらっしゃるなら、しばらくは治療をお休みされてから、IVFに臨まれた方が良いように思います。