妊娠 10ヶ月(36〜39週)
陣痛が始まっても、あわてずに。初産の場合、出産の所要時間は平均12時間。なかなか長丁場です。お産のしくみをそれまでに、よく頭に入れて、お産が始まったら、からだの自然な動きに身を任せましょう。
お産は、知識でするものではありません。むしろ無意識の脳が働くことによって、うまく陣痛がすすんでいきます。こうなったら、あれこれ考えるのではなく、からだに任せるしかありません。その任せるからだにしておくために、妊娠中の準備が必要になってくるわけです。
陣痛が始まっても、先は長いですから、すぐあわてて出産施設に行く必要はありません。むしろ自分の家で過ごしたほうが、好きに振る舞うことができるので、リラックスできます。
やはり、医療施設はそこの決まりがあって、何かひとつするにしても、遠慮がちになります。自宅と出産施設との距離もありますが、車で40分以内なら、陣痛が5分間隔になってからで、十分間にあいます。
いったん施設に行って、診察を受けて「まだまだ子宮口が開いていません。明日になるかもしれません」と言われたら、思いきって帰宅したほうがいいでしょう。
でも、こーいうケースは家族が心配することが多いので、家族の方にもお産のしくみをよく知ってもらって、自宅で待機することの意味を伝えておいたほうがいいでしょう。
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