妊娠 8ヶ月(28〜31週)
大きくなるにしたがって胎児は血液の量や、その中の鉄分がたくさん必要になってきます。
そのため、母親の血液は水で薄められたような状態になり、ふだん貧血と縁がなかった人でも貧血ぎみになりやすくなります。
自覚症状はほとんどあらわれないので、検査結果を見てびっくりということも。血液中ヘモグロビンは、12ポイント代が正常と言われていますが、10ポイント代になってしまったら要注意。鉄剤を処方されるでしょう。
鉄剤は、種類によっては胃が不快になるなどの症状が出る場合があります。そうしたときは、無理して飲まずに、医師に相談して別の薬に替えてもらうこともできます。
貧血のまま出産をむかえると、産後にさらに貧血が強くなることがありますし、出産の際に万一多量に出血した場合、貧血でない健康な状態に比べ回復がおくれる可能性も。
貧血がひどくなる前に、まずは予防策。乾燥プルーンやほうれんそうなど、鉄分の多いものを、毎日少しづつとりたいもの。
babycom おすすめ記事 babycom Site |
妊娠期を健康に過ごして安産を向かえるためにも、健康のバランスには気をつけたい。おなかの赤ちゃんにもやさしいマタニティの療法を紹介。
babycom おすすめ関連コンテンツ