赤ちゃん連れの遠出
親戚の結婚式に出席するため、生後3ケ月の息子を連れて里帰りすることに。その日はあいにく、夫は仕事のために行くことができません。飛行機で1時間の距離なので、不安です。

赤ちゃん連れの旅はちょっと心配。まして母親ひとりであればなおさらでしょう。けれどむしろ、赤ちゃんが小さいほうが楽という面もあります。3ケ月くらいなら、赤ちゃんひとりで動きだすこともありませんから、ずっと抱いていればいいわけです。
すっぽりと赤ちゃんがおさまるだっこひもなら、両手が使えて便利。航空会社は赤ちゃん連れに配慮したサービスをしています。小さなローカル便でなければ、おむつを換える台が設置されたトイレがありますから、予約の際に赤ちゃん連れであることを言ってリクエストすれば、そうしたトイレに近い席をとってくれたり、ミルクの場合にはお湯の用意もしてくれます。ただし、予約は早めに。
赤ちゃんは生後8日目から乗れることになっています。離着陸の際には、気圧の関係で多くの赤ちゃんが泣きだします。泣くことによって、耳がキーンとなるのが防げると言われていますが、泣き出したらおっぱいを含ませるのが一番。飛行中は赤ちゃんをひざに抱いて、いっしょにベルトをゆるめに締めておきます。親がトイレに行くときなどは、スチュワーデスに抱いていてもらいましょう。
( 答えた人:きくちさかえ /マタニティ・コーディネーター)