マタニティ・ブルーについて
産後、入院しているときから、なんだか心がウツウツとして、理由もなく泣き出したくなったり。あれから1ケ月たっても「おっぱいは足りているだろうか」「赤ちゃんを育てていけるだろうか」と不安が襲ってくることも。姑が言う言葉にも傷ついています。

お産のあと、心の変化を感じる人はけっこういます。
赤ちゃんが生まれて喜びに溢れているはずなのに、自分だけが何もかもがうまくいっていないように感じる。人からかけられる言葉にも敏感になってしまうこともあります。産後の急激なホルモンの変化がその原因のひとつと言われていますが、お産でとても気分が高揚したために、そのリバウンドとして落ち込んだような気分になる人もいるかもしれません。
産後、およそ半数の女性がマタニティ・ブルーを経験するという数字もあります。お祝いに来る人や世話をしてくれる人に遠慮願って、周囲に気をつかうことなく赤ちゃんと蜜月の時期を過ごすのもいいかもしれませんし、外に出て気晴らしするのもいいかも。
そんなときには、思い切ってやりたいことをやる自分を許してあげましょう。
好きなものを食べ、ショッピングをして、夫にも甘えてしまいましょう。
( 答えた人:きくちさかえ /マタニティ・コーディネーター)