いっしょにお風呂にはいろう
赤ちゃんといっしょにいる時間が、どうしても少ないお父さん。だから、仕事から帰ってから、赤ちゃんとお風呂にはいることを楽しみにしている人も多いのでは。

母親としても、お父さんがお風呂に入れてくれると大助かり。子どもをお風呂に入れるとき、助っとがいないと、すごく大変。自分がゆっくりあったまっている時間はおろか、服を脱ぐ時間、自分のからだを拭く時間も、赤ちゃんの世話で、気がきじゃない。

で、お父さんの出番。お父さんはまず、自分が風呂に入って、適当にあったまってから、赤ちゃんを呼ぶ。赤ちゃんの脱衣は母親が担当。お父さんは湯船から出て、裸の赤ちゃんを抱きとって、膝の上に赤ちゃんをのせて、まずぬるめのお湯でかけ湯をする。
次に、手につけた石鹸で、赤ちゃんの全身を洗う。手順はお好きに。耳の後ろ、首、わきの下、陰部、お尻など、くびれたところも忘れずに。しかし、強くこすらないように。頭もベビー石鹸でいいですから、はえ際から頭頂、後頭部へとなぞります。目に石鹸が入らないように気をつけて。
石鹸を洗い流してから、しっかり抱いて、少しぬるめのお湯にポチャン。もしお湯がぬるいと思っても、蛇口から熱いお湯を湯船に直接入れるのは危険。めんどうでも、いったん出てから、調節しよう。

赤ちゃんは、新生児の頃は、手や腕がばたばたすると、びっくりして泣き出すことがあるので、初めのうちは、大きなガーゼなどでからだをくるんで、そのまま入れるといいかも。
このとき、赤ちゃんはのぼせやすので注意。赤ちゃんはのぼせると、ほんとに全身が赤くなって、ぐったりしてしまうので、大人みたいによくつかる必要はない。適当につかったところで、母親を呼ぶ。母親がピックアップして、服を着せる。そのあと、自分のお風呂タイム。
これを、もし、助っとがいないときにひとりで服を脱がせ、風呂に入れ、また拭いて、服を着せる、と考えただけでも大変、ということがおわかりいただけると思う。

父親がいないとき、お母さんはひとりでこれをやっている。
残業も多く、お仕事、大変なことと存じますが、母親のそんなけなげで、修羅場のようなバス・タイムを救うためにも、お父さん、できるだけ、赤ちゃんをお風呂に入れるため、早めのご帰宅を!


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