ゼイゼイ(喘鳴)
呼吸器がゼイゼイ、ヒューヒューする症状です。
気管支の炎症で気管支内の分泌物が多くなって空気の通り道である気道が狭くなるため、呼吸をするときゼイゼイという音がすることです。
「喘息のような音」で呼気時にゼイゼイということが多く、喉元で痰がからんでゼロゼロいうものとは違う状態です。ひどくなると飲めなくなったり、飲んでも咳で吐いたり、元気がなくなったり、眠れなくなります。
呼吸困難がひどくなると、呼吸が早くなったり、おなかが呼吸の動きとともにペコペコと胸郭と反対に動いたり(シーソー呼吸)、肋骨の間や喉のくぼみがへこむ呼吸になったり(陥没呼吸)、小鼻がピクピクする呼吸になったり(鼻翼呼吸)、うめいたり顔色が悪くなったりします。
こういう場合には、夜間でも受診したほうがいいでしょう。喘息様気管支炎とか細気管支炎といった病気でこの症状を起こすことが多く、ひどい状態では入院が必要なこともあります。
家では、水分をしっかり取り、特に冬は部屋の乾燥に気をつけます。加湿器を使うか、濡れた洗濯物などを干したりして様子をみます。
●発熱
●咳、鼻水
●ゼイゼイ(喘鳴)
●嘔吐
●下痢