妊娠・出産・育児

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イチオシ。「オニババ化する女たち」 自主独立の40代女性  -- 2005/05/14 ..
 「少子化記事批判」(完)でお返事頂いた方々、ありがとうございました。また読んで頂いた方々にもお礼申し上げます。

 連休初日の早朝に都会脱出を企てていましたが、朝から高速道路が渋滞するとの情報に、前夜11時頃夜逃げするように出発し、夜中の2時、私の実家に着きました。
 実家はインターネットができないので、近くの大型スーパーの家電売り場のパソコンでVOICEを覗いてレスのあることがわかりました。

 「1日息子のこと忘れてのんびりさせて」と母に息子を託し、
独身時代の慣れ親しんだ街に足を運びました。
 ウィンドウショッピングし、おいしい物を食べた後、本屋へ。
 お目当ての本が見つからず、目についたのがご存じ「負け犬の遠吠え」の著者の前作「少子」(文庫本)と「負け犬」に対する警告の書と言える、略して「オニババ」(新書)には「女性の身体性を取り戻す」という副題がついています。
 後者の著者は私と同じく40代半ばの女性で、疫学的立場から性・生殖の問題を研究してきた方です。

 あ、時間切れ。また書きます。
 どうも前置き長くて・・・すみません。簡潔に書けない自分に苛立ちます。
 


昭和25年のデータ   自主独立の40代女性
読みましたよ〜   にゃん子
若齢出産の奨励   自主独立の40代女性
祖母・母たちの時代   自主独立の40代女性




 

   >>> 昭和25年のデータ 自主独立の40代女性   -- 2005/05/14..
 
 私は「赤旗少子化記事批判」でなるべく「40代以降」という
言葉を使ってきました。先日高齢出産についてあるサイトを検索したら、昭和25年には、なんと、50代の出産が500件というデータがあったとの投稿がありました。
 女性の生殖能力ってまだまだあると思いません?

 





   >>> 読みましたよ〜 にゃん子   -- 2005/05/10..
 
 私も読みました!もう、大絶賛したいほどよい本だと思ったのですが、Amazonの感想文には辛口のコメントが多く驚きました。

 私としては、読んでいていままでの『モヤモヤ』や胸のつかえ
がおりた思いでした。

 この本に同調するにせよ反論するにせよ、一読価値ありと思いました。
 





   >>> 若齢出産の奨励 自主独立の40代女性   -- 2005/05/10..
 
 お昼時、コーヒーを飲みながら・・・

 要は「オニババ」著者も、若いうちに妊娠・出産・育児したほうが女性の一生涯の心身の成長・保護に良いとおっしゃるのです。
 本来、セックス・妊娠・出産・育児に向かうべき女性のエネルギーが発散されるべき時に発散されないと、昔話のオニババのようになってしまう、オニババは性的精神的欲求不満が高まり若い男を襲いに出た中年女性だったというのです。
(もし私が負け犬のままだったらこの表現に傷つくだろうな・・)

 著者は本当に少子化を克服したいのだったら10代の妊娠・出産を保護せよというのです。
(しばらく前赤旗の書評欄にこの本を紹介してたけれど、10代の妊娠・出産には一言もふれてなかった。赤旗は「少子化」記事で10代も排除していたから都合悪くて触れなかったのかと勘ぐる自主40女性)
 15,16才はもう産んでも大丈夫、この年頃は精神的にも肉体的にも共に生きる相手を求め出す年頃であると。
 産みたい10代が産んだら学業や仕事に復帰できるようにしてあげればよいと、「貴女がここに住み、10代で産みたければ我が自治体は貴女を大事にしますよ」と産みたい女性を誘致すれば過疎地域は若者が増えると言うのです。
 なんと大胆な主張。目から大うろこです。

 金八先生の「15才の出産」を思い出しますな。
(杉田かおるさんはついこの間負け犬生活から脱出しましたが)
 15才での妊娠をあの当時は理解できなかったですけれど、
考えてみれば私も恋心を覚えたのはこの年頃だったなー(遠い目)
 受験だ、将来どうすると、自然な気持ちを自分も周囲も封殺していたのですね〜。
 人を好きになる、心も身も高まるというのは年齢に関係ないですよ。
 著者は人々が早熟なブラジルで10年以上暮らしこのような考えの影響を受けたようです。若いうちに産んだほうがよいという著者ご自身は30代のご出産で、正確な出産年齢はわかりません。
(この点は年齢を明らかにしている「負け犬」著者のほうが正直)

 ちなみに、結婚してもしなくても自分のために子どもを産めという著者が妊娠・出産の期間と考えているのは10代〜49才のようですが、あまりというかはっきり言って高齢出産はこの本でも励ましてもらえないのですが、著者は一応排除はしておりません。

 しかし著者の出産の具体的方法についての考察ははこれから産もうという40代以降の方にも大変参考になります。40代以降の女性の性と健康についても示唆がありますし、女性として心も体も軸がしっかりした生き方が育児にも影響があるという指摘には大いに学ぶところがあったと私は思い、本書の一読を高齢出産の同志の方々にお勧めする次第です。(お・わ・り)
 





   >>> 祖母・母たちの時代 自主独立の40代女性   -- 2005/05/10..
 
 今夜は熱いアールグレイをすすりながら・・・
 
 「負け犬の遠吠え」の前作「少子」について一言述べれば、
戦争が起きれば男達はマッチョになり、明日を知れぬはかない命の
極限状態に女達は子宮がくすぐられ、すぐにでも子どもをつくりたくなるだろう、少子化は戦争を起こすとすぐに解決されるだろうみたいなことを作者は書いておられて、これって平和だから高齢出産も不妊治療もできると思う私には真面目に受け取れば危険思想・・もちろんブラックユーモアのつもりなんでしょうがねぇ。

 さて「オニババ」では、現在の60・70代と80・90代の女性、すなわち私たち40代の母親と祖母の代からの妊娠・出産、それらへの意識の考察から始め、ダイナミックに現在の少子化の原因に迫ります。
 つまり現在の8,90代までは昔からの性・妊娠・出産についての体験的知識が母親から娘に受け継がれ出産への恐れを女性は抱かずに済み自然に任せたお産は快感でさえあった、ところが6,70代には急激な社会・生活の変化によりその経験知識がぷっつりと絶たれ伝承されなかった、6.70代の若い頃に日本では施設(病院)での出産が一般的になり医療主導の管理された出産となった、
その出産は会陰切開などに代表されるように痛み、恐怖を伴い、
病院出産で心身共に傷ついた6,70代は出産のマイナスイメージを現在の3,40代に伝えることになり、
だから「少子」の作者に何故子どもを産みたくないかと言うと第一声に「痛いからイヤ」と言わしめることになったというのです。
(続く)