「赤旗」の「少子化」記事に怒り(2) | 自主独立の40代女性 -- 2005/03/08 .. | ||
強い不快感を抱きながら連載㈪㈫㈬・・・と毎朝目を通しました。若くて健康で妊娠・出産・育児の適齢期、その予備軍の女性が抱える問題という記事の視点が貫かれていると感じざるを得ませんでした。記事中取材されている人物は20代30代ばかり。 現実に20代30代の出産が多いのですから、取材が20・30 代に集中するのはわかります。 連載の冒頭で「20代30代の人たちはどう感じているのか、現場から探っていきます」という対象の限定的な言葉がなければ、紹介されている女性たちの産みにくく育てにくい労働環境・条件に素直に共感できたでしょう。 どうして20代30代なのか、赤旗編集局に電話しました。 「少子化」取材班の一員である若い女性が応答したのは、「取材したのが20代30代ばかりだったので、深い意味もなく記事に「20代30代がどう感じているのか」と書いてしまった」ということでした。 取材班のメンバー構成を聞くと、20・30代の女性3人、40・50代の男性2、3人だそうです。 自分たちが20・30代だから自然とそのように傾いてしまったのではないかと聞くと、「そうではない」と別の女性記者が答えました。 「深い意味」がなくとも、意識的に傾いた訳でなくとも、活字になれば読む側の受け取り方は様々です。 「深い意味」でなければ簡単に済まされることでしょうか。 「深い意味」もなく書いたのであれば一層問題です。 「少子化」問題、具体的に妊娠・出産・育児の問題は20・30代の問題だと多くの赤旗読者、及び全国の同党議員は強い先入観を抱くことになるのではないでしょうか。 精力的に街頭宣伝・演説、または演説会を行っている同党です。 私が耳にした限り、同党議員の演説は子育ての問題に触れると、 「『若い』お母さんの子育ての悩み・・・」云々と、必ず「若い」という形容詞がつくのを、苦々しく思っていました。 同党は政党別に見れば、地方議員数は政党中1番多いということを誇っています。その地方議員たちに「少子化」は若い世代に限るという思いこみで、全国津々浦々で、「若いお母さん」を連呼されるのは、私は嫌だと思いました。 「深い意味」がなく書き、活字化したのであれば、ジャーナリスト、ジャーナリズムとしての資質、資格、責任を問われるのではないでしょうか。 この時点で、記者だけでなく、赤旗編集局長(同党常任幹事委員)に真意を質せばよかったと今になって思います。 私は記者たちに「少子化の問題は、子どもを産みたい女性の全ての問題だ」と主張しました。 (続く) 投稿文が冗長になり申し訳ありません。 |
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共産党の少子化対策 ボルドー | |||
k子さん、ボルドーさん、ポメラニアンさんに同意します。 たんぽぽ | |||
(続き7) 自主独立の40代女性 | |||
(続き6) 自主独立の40代女性 | |||
(続き5) 自主独立の40代女性 | |||
高齢出産は、当たり前の社会になってます。 ポメラニアン | |||
少子化ねぇ。 ボルドー | |||
若い世代の方には頑張ってもらいたいです。 k子 | |||
トビ主さんに興味 きいな | |||
(続き4) 自主独立の40代女性 | |||
大切なことだと思います ruru | |||
MK222BBさんへ 自主独立の40代女性 | |||
投稿の仕方 MK222BB | |||
「赤旗」の「少子化」記事に怒り(3) 自主独立の40代女性 | |||
>>> 共産党の少子化対策 | ボルドー
-- 2005/03/08.. | ||
今の40代は、家族単位で幸せを考えることより、個人単位で幸せを考えることを優先する時代の先頭を歩いているのではないかと思います。 親達の世代にとって、幸せの風景とは、「お父さん、お母さん、子供達、コタツとみかん」っていうそういう茶の間の団欒だったような気がします。 でも私達の世代から、幸せの風景は多様化し、独身でも、シングルマザーでも、共働きでも、昔どおりの家族の形でも、個人個人が選んだ幸せの形が認められるようになったと思います。 私はその結果が少子化だと思います。 現在40代という私達の世代がこの年齢になって初めて、40代で不妊治療をしてまで妊娠を望む女性の声が聞こえるようになったのだと思います。 それでも世間ではまだまだ高速道路横で囁きを聞く程度の音量だと思います。 自立独立の40代女性さんの取材内容が、一つの特殊な例として取り上げられてしまったのは、私としても悲しい気持ちはしますが、やはりまだ「特殊な個人的な例」なんだと思います。 類は友を呼ぶで集まった私の周囲の女性は晩婚が多いのですが、パートナーがいるにもかかわらず私の年齢になってまでも子供のいない女性は私だけです。 私は共産党があげている少子化対策1〜4には概ね賛成です。理想論で終わらないことを望みます。 そしてこの1〜4の政策は、「新しい価値観の生活をサポートする」のが基本であり、それに少子化対策も含まれているだけのように感じました。 自立独立の40代女性さんが賛同できない2番に関しても、40、50代の壮年の職場を安定させることより大切なことだと私は思います。 横ですが、たんぽぽさん、 私と全く同じ境遇で、びっくりしました。 私の住んでいるドイツでは子供一人当たりにけっこうな補助金がでるし、大学の保育所も足りてるようです。学生でも親の援助なしに子育てする若いママはいます。 ただ、ここでも何を重要視するかということになります。苦学生ママをするより、余裕の学生生活を望む場合もある。私達はそれを選択しましたが、今となっては後悔です。 | |||
>>> k子さん、ボルドーさん、ポメラニアンさんに同意します。 | たんぽぽ
-- 2005/03/08.. | ||
自主独立の40代さん、こんにちは。 たしかに、40代の生む権利も認めてもらいたいですが、私は、それ以上に、やはり20代、30代で産もうと思った人を支援できるようにしなければいけないと思います。 私自身、30代後半には大学院の学生でしたが、子育ての支援や金銭的な補助などがあって、経済的な不安なしに生めるのなら生んでいたと思います。相手も研究者の卵で、余裕がないまま、40代に突入してしまいました。子どもを産むということは個人的な問題ではないので、多少の事情があっても、きちんと育てていこうとする人なら生める社会にしていきたいです。 色んな事情をクリアして、やりたいことを優先していると子どもが生めなくなるようでは、これからはいけないのではないでしょうか。家のローンなどは組めるのですから、子どもを生みたいけど経済的な余裕がない場合には、もっと簡単に借金できるようにする必要もあるのではないでしょうか。 子どもを生むことは後回しにしてはいけないと、つくづく思います。 | |||
>>> (続き7) | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/06.. | ||
私のここでの連載?も長くなりました。もう少しで終わりますのでどうかお付き合いをお願い致します。 どうしてこんなことまで執拗に気にするのかと、つまらなくお思いの方もいらっしゃることを気にしつつ書いています。 私が自分の経験を話し記事になって、後味の悪さを感じるのは、 単なる「思い」として記者に受け止められたことだけでなく、 「40代出産」が私の個人的経験としてのみ取り上げられた感じがし、「40代以降の出産」群の女性達の事実がなんら検証されない記事になっているからです。 私を電話で取材した女性記者は「ワーキングマザーVOICE」は以前に見たことがあると言いました。 ベビーコムのトップページには「高齢出産VOICE」も並んでいるので、それを目にして「高齢出産」の存在を意識の角に置き、 「20代30代はどう感じているのか」と原稿で文字にしたとき、 ふと「そういえば高齢出産もあるじゃないか・・・」と頭によぎらなかったのかと私はまたここでも記者の認識の程度を問うのです。 私は電話で記者に「高齢出産VOICE」のことは名を挙げておしえましたので、「読者からの指摘を受けてを高齢出産VOICEを覗いてみると40代で出産、または希望している人たちがたくさんいることがわかりました」と、高齢出産の増加率などはすぐに調べられなくても、それくらいは事実を検証した記事を書いてほしかったです。 また以前は30歳以降だったのが、現在では35歳以降が高齢出産と呼ばれ、妊娠・出産年齢が高くなっているという女性ならばの常識を記事に生かせなかったのかと不思議に思います。 | |||
>>> (続き6) | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/06.. | ||
「少子化」連載記事㈹では日本共産党の少子化対策とともに、 志位委員長に並んで同党の顔になりつつある、医師でもある小池晃参議院議員の意見と小池議員自身の個人的事情が紹介されています。小池議員も子育て中で、妻は育児休業が終わると職場復帰しなければならないが、保育園に預けられるか結果待ちで心配しており、「深刻な現状を実感しています」と書かれています。 今改めて疑問に思います。記事には小池議員の年齢が書かれていません。地元支持者の間ではよく知られていることであり、また公表されていることですので、ここに書くことは問題がないと思います。議員夫妻は長いこと子どもに恵まれなかったそうですが、 去年小池氏43歳で第一子が産まれました。 その話を聞いて私は「高齢のお父さんなのね」と親近感を抱き、昨年の参議院選挙のときには隣区に彼が演説に来ると知って、 わざわざ夫、子ども引き連れて応援に行きました。(笑) 小池氏の妻の年齢は知りませんが、小池氏自身が高齢の父。 ご自身の年齢から高齢出産を身近に感じることはなかったのでしょうか。また記事中どうして小池氏の年齢が記載されなかったのか。連載記事の冒頭で、20代30代の状況を探ると書いたので、 年齢を伏せたのかと下司な勘ぐりをしたくなります。 男性が高齢の場合は「高齢出産」とは無関係なんでしょうか。 小池氏に43歳で子どもが産まれたことはもちろん赤旗記者は知っているので、高齢のご夫婦(父親のみが高齢でも)にも子どもが産まれるという事実を目の当たりにしているのに、どうして連載では意味もなく「20代30代」と書いたのか私には疑問です。 「40代以降」で子どもをつくることは余程希有なことだと思ったのでしょうか。 | |||
>>> (続き5) | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/05.. | ||
「少子化」連載記事㉃『不妊・高齢』には「思いをわかってほしい」という大見出しもついています。 その大見出しも原稿が紙面になるまで知りませんでした。 「40代の切実な声」には私の個人的事情も書かれています。 それはもちろん私が記事になるのを承知で話したことです。 しかし個人的事情を話してまでわかってほしかったのは、産みたい「思い」ではなく、産む「権利」だったのです。 日本共産党だからこそ「人権」「権利意識」に人一倍敏感だと 思っていたのですが。人間の「思い」を単に「思い」に止めず、 権利としての根拠を明らかにし、個人や社会の問題を追求していくのは共産党ならではと思っていました。 どんな見出しになるのか、それを取材される者におしえなかったということは赤旗記者の初歩的ミスであり、私の「怒り」の一原因になっていると思います。 そして連載㈹最終回、日本共産党の少子化対策が紹介されています。 ㈰長時間労働をなくし、家庭生活との両立ができる働き方にする ㈪若者に安定した仕事をつくる ㈫男女差別・格差をなくし女性が働き続けられる社会にする ㈬出産・育児と仕事の両立を応援し、すべての子どもに豊かな乳幼児期を保障する ㈰㈫㈬はすべての年代に共通する対策だと思います。 ㈪に関しては「少子化対策」としては若者に偏りすぎだと思います。正社員の採用が少なくなり、派遣、フリーター化で若者が経済的に自立しにくく結婚しにくいという状況は理解できますが、 それだけが若者が結婚しない、できない理由ではありません。 本当に結婚して子どもを産みたければ、若くて貧乏でも道があるのではないでしょうか。 高齢出産でも、ご投稿にありましたように、シングルで経済的に苦しくても産もうと思っている人がいるのですし。 現在は中高年も安定しているとは言えません。 私の夫は子どもが産まれる2年前はその不安がなきにしもあらずでしたが、現在では定年前のリストラ、退職金削減がかなり色濃い影として近づいています。 高齢出産ゆえに中高年後の子育て費用、生活費の工面は心配していましたが、まさかこんなに早く安定が脅かされようとは思いませんでした。 私が子どもを産まなければ、20代30代に頑張って欲しい、 その年代の人々の問題を考えなければと賛成したでしょうが、 自分の首が危ういのに、若い人だけを応援できるでしょうか。 ㈰㈪㈫㈬の少子化対策だけでよいでしょうか。 高齢出産を通じて、それだけでは不十分だと私は思います。 それはまた後に述べることができればと思います。 さて連載は20代30代に好評で、読者の反響が大きかったようです。連載終了後しばらくして「少子化」番外編が掲載されました。それには多数の共感だけでなく、私以外の少数の「指摘」もあったようです。 (続く) | |||
>>> 高齢出産は、当たり前の社会になってます。 | ポメラニアン
-- 2005/03/04.. | ||
ボルドーさんたちの意見に賛成です。 私も41歳で、妊娠中ですが、30代で、出産のことを取り組めばよかったと、後悔してます。妊娠までの2年間、不妊について悩みきつかったです。 高齢出産が、当たり前にできると思い、出産以外の悩みや、一生涯できる仕事探しに夢中になり出産を後回しにしてきた感が有ります。しかし、妊娠年齢は、若い方が、母体にとって子供にとっても優しいような気がします。精神的には高齢のほうが、しっかりするのでしょうが?(そう思って遅くなったのですが、) しかし、10代や40代の妊娠も、当然大切です。50代は母体にしんどいかな? 子供を産み育てる楽しさが、もう少しわかりやすい社会になってくれたらいいのですが。 仕事は、何歳でもできますが、出産年齢は短いですから。 自主独立の40代の女性さん。私も、事実婚の専業主婦という少数派です。世の中の矛盾は気づかない人も多いですが、声をあげている人々がいることをとても、嬉しく思います。私も、パワーアップして自主独立の40代の女性さんみたいに働きかけるようになりたいです。 | |||
>>> 少子化ねぇ。 | ボルドー
-- 2005/03/03.. | ||
今からの時代、妊娠・出産について、不特定多数に対するメディアで語る場合でも、40代の女性の声を聞いていく必要はあると思います。 初婚年齢が上がってるので、少なくとも第二子以上が40代の出産、育児になる場合は断然増えていくと思っています。 少子化の脅威が語られるようになって久しいのですが、逆に人口が増え続けるのももっと問題だということを誰も語らないのが不思議です。 今後さらなる出生率低下が進むと日本人種としては絶滅の危機ですが、全世界レベルではまったく問題ありません。 (あ、でも、日本という国が破綻するから困りますねぇ) 年金も、人口構成比の推移を予想してもっと前に改革着手していれば、本来はこんなに焦ることではなかったはずだと思います。 小学校で、欧米型の人口構成比は習いました。 現在の日本は予想できたはずです。 対策が遅いので、私達の世代が割りを食うんだろうなって思います。 労働条件や育児環境をどんなに整えたところで、一組の夫婦が望む子供の数はもう増えないと思います。 親が全てをなげうってまで子供に尽くすというのはもう美談ではない・・。 マイカー、マイホームは当然あきらめない、家族で海外旅行を楽しみたい、おしゃれしたい、グルメでありたい、欲しいものは溢れ・・。 親世代は子の為と我慢したけど、わたしたちは我慢しません。 その贅沢を手放さない範囲で、自分のサラリーによって、十分な教育を与えうる子供の数が決まっていくのだと思います。 もちろん、女性の社会進出を促進するためにも、子育て環境を整えるのは大切なことで、遅きに帰した感はありますが、不妊医療促進に力を入れるのと同じくらいに、少子化対策としてはあまり力を発揮しないと私個人は思います。 最後に、K子さんに同意します。 実母が38歳で3人目を産んでるし、先輩にも41歳で初産、40代で第二子、第三子出産という例があって、高齢妊娠を甘く見てました。 こんなに厳しいと知っていれば、30代でしたことを40代に繰り上げてでも、出産を先に済ませていたのにと後悔しています。 今でも巷では「40過ぎても大丈夫よ〜」という声を聞きます。 が、現実は大変厳しい。これからの世代には、それを知った上での自分の人生の選択をしてもらいたいです。 私も長い投稿になって申し訳ありませんでした。 | |||
>>> 若い世代の方には頑張ってもらいたいです。 | k子
-- 2005/03/02.. | ||
40代女性さんが少子化は20代、30代の人限定でないと訴えていらっしゃるのは面白い意見だと感じました。 私も高齢で不妊治療をしていますが、やはり政治的に出生率を上げていきたいと考えた場合、40代の不妊女性に頑張って出生率を上げましょうと訴えても、実質的な出生率を上げるのは難しいのではないでようか? 私自身、高齢で出産を望んでいますが、社会全体の事を考えるともっと若い世代の方に頑張って頂きたいと常日頃、思っております。 その為には女性が働きながらでも子供を育てやすい社会になるように政治家の方には頑張って頂きたいですね。 ある意味、高齢で不妊治療をして子供が欲しいというのは自然の摂理に反したことをしているので、今いる若い世代の方が手遅れにならないように、後悔することのないようなバックアップが必要なんじゃないかと感じています。 私達世代は授かれるものならありがたい位の謙虚な気持ちでいいのではないでようか? | |||
>>> トビ主さんに興味 | きいな
-- 2005/03/02.. | ||
はじめは「そんなにお怒りにならなくても」とレスをいれました。 私も長年の赤旗の愛読者ですと書きましたが、そこまで真剣にいろんなことを考えたりしてきませんでした。 若いころはいろいろ考えていたけれどね。 最近はまぁるくなりすぎて世間のことにもあまり関心がなくなっているのかもしれません。 そんな中でこのシリーズをちょっと興味を持って読ませてもらっています。 私も45になろうとする不妊治療中の身。 日本共産党だからこそ少数派の人の気持ちにもしっかり寄り添って考え、表現してくれるものと思うし、少子化についてもトビ主さんと同じ気持ちです。 でもやっぱりイライラはしないでゆったりかまえて頑張りましょうと言う気持ちには変わりないです♪ | |||
>>> (続き4) | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/02.. | ||
連載㉃で不妊と高齢出産がテーマにされました。 見出し「少子化ーいまと明日ー」の他に大きな「不妊・高齢」のテーマ名。「不妊」は一言でピンと意味がわかるでしょうが、 「高齢」だけではすぐに意味が伝わらないのではないでしょうか。 「高齢出産」ときちんと書いて欲しかった。 赤旗では「高齢者問題」を取り上げることが多いですから、(なになに、不妊と「高齢者」が何か関係あるのか)と誤解する読者もいるのではないでしょうか。 「少子化」記事㉃の3分の2以上は「不妊」について割かれ、20代30代の後半の女性ふたりの事例が紹介され、「47万人が治療中」という見出しも途中で入っています。欄外に厚労省の不妊治療も紹介されています。不妊学会の大学教授の説明も入り、その「不妊治療とともに、不妊予防にも政府はもっと力を入れるべきです」という言葉で「不妊」については締めくくられています。 「不妊」については用意周到な取材ぶりが伺われ、「不妊対策は重要」という取材意図が明確に伝わってきます。 これはこれで良いのです。 「高齢」についてはと言うと、「40代の切実な声」という見出しが入り、以下記事の文を引用します。 「この連載が20代、30代の人たちの思いや実態に目を向けたことに対し、『40代以降で出産する人が対象からはずされている。少子化の問題は子どもを産みたいすべての女性の問題だ』との指摘が女性の読者から寄せられました。 この読者は43歳で長男を出産。同世代で子どもを産む人は身近におらず、インターネットで同じ悩みや不安を持つ女性たちと意見交換することが、唯一の心の支えでした」(以下略) 正確に述べると、私は電話で「10代40代で出産する人もいる」と言いましたが、記事では10代という言葉はなく、また40代「以降」という表現になっていました。 また取材の裏を言うと、記者から最終原稿を送ってもらった段階で、「『〜すべての女性の問題だ』との【意見】が寄せられました」と表現されていました。(【】は違いをわかりやすくするため 私がここで挿入しました。) 私はやさしく意見を寄せたわけではないのです。批判意見を述べたのです。だから「意見」ではなく「批判」が寄せられたと書いて欲しいと抗議しました。記者は「批判」だときつい表現になると言うのです。記者が譲りそうになかったので、私は「せめて【指摘】という言葉を使ってください」と妥協したのです。 (続く) | |||
>>> 大切なことだと思います | ruru
-- 2005/03/02.. | ||
いろんな意見があり興味深いですね。私もはじめに読んだときは「そんなことにいちいち怒らなくても・・・」などと思ってしまったのですが・・・。時間が少し経つにつれ、考えが変わってきました。確かに赤旗編集部は育児といえば若い20代30代女性、と単純に考えていたのでしょう。その記事を読んで、不快に思う人もいるでしょうが、ほとんどは流してしまうと思います。そこでトピ主さんのように声を上げて抗議するということは赤旗編集部にも「40代でも出産、育児をしている女性はいるんだ」ということを教えてあげることにもなるし、とてもよいことではないかと思いました。言われなければ気づかなかっただろうし。 世の中いろんな考えの人がいます。また自分の考えを行動に移す人もいれば移さない人もいるわけで、トピ主さんのように自分の考えを声に出して訴える人がいるということはとても貴重なことのように感じました。波風立てるのを恐れて黙っていたり、事なかれ主義でいては社会は変わっていかない部分が大きいと思いますし。 | |||
>>> MK222BBさんへ | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/02.. | ||
関心を持っていただき、また忠告してくださってありがとうございます。 (1)を書いてサイトにUPされたとき、他にもたくさんの新スレッドが同時に立ちましたが、 その後どの新スレッドにもなかなかレスがUPされず、ベビーコム事務局のご都合でレスのUPが遅れているのかなと思い、 新スレッドを立ち上げた方がUPが確実かと判断して別スレにしてしまいました。 ご忠告のように同じスレッドに続けますね。 | |||
>>> 投稿の仕方 | MK222BB
-- 2005/03/02.. | ||
こんにちは。 おもしろい投稿だと思って読ませてもらってます。 (続き)が別スレッドだと読みにくいし、レスが分断されてしまいます。 同じスレッド内に(続き1),(続き2)の方がよくないですか? | |||
>>> 「赤旗」の「少子化」記事に怒り(3) | 自主独立の40代女性
-- 2005/03/01.. | ||
「赤旗」の「少子化」連載記事では、若くて健康、しかも普通に結婚している女性あるいは夫婦の産みにくい育てにくい状況、主に労働条件の厳しさ、保育所の少なさなどが取り上げられていました。 「少子化」の問題はこれだけか? あまりに平均的な対象と問題しか扱われていないと思いました。 長い間「高齢出産VOICE」を見てきました。様々な女性達の生き方を知りました。 不妊治療をする方、シングルで産む方、病気や障害があっても妊娠出産を望む方、そして何より「高齢」という身体的限界に挑む私たち。 染色体異常が高率という「常識」?に不安に駆られ、出生前診断に揺れ、一度は障害者問題と対峙する私たち。 最近は「67歳出産」の話題にいつまで産むことにこだわってよいかと考える私たち。 「卵子精子提供さえ議論し始めた私たち。 こんなにもハンディを負いながら産み育てることを切望する我らが世間一般から軽んじられても「政党機関紙」という公器の視野からはずされてよい訳がない。 少数派の我らも多数派の平均像の女性たちと並びたってもよいのではないか。 万感の気持ちで、「『少子化』は産みたいと願うすべての女性の問題だ」と声にしました。 上記した事柄のいくつかを赤旗記者に伝えると、「不妊治療」に ついては取り上げる予定になっており、取材をしているとのこと。 そして「高齢出産」の事例について私を取材をしたいと言われ、もちろん取材を引き受けました。 赤旗記者が素直に私の意を書いてくれず、何度かFAXで送られてきた原稿に「NO」を言いました。 そのために連載が1度休止になりました。 何度目かの原稿でやっと最初に電話で口にした「少子化は産みたいと願うすべての女性の問題だ」という一番訴えたかった言葉が書かれました。 その原稿を目にし、何度も書き直した記者に「ありがとうございました」と私はお礼を述べたのですが・・・ 実際に紙面に掲載された記事は後味の悪いものでした。 (続く) | |||