『私は、産みたい』と事実婚 | noriko -- 2004/12/25 .. | ||
はじめまして。30代で不妊治療をしています。夫とは籍を入れない事実婚でずっときました。しかしタイミング治療、人工授精が成功せず、次は体外受精ということになったので、入籍もやむなしと思っていました。体外受精以上の高度不妊治療は法律上の夫婦でなければできない(産科婦人科学会の申し合わせ?)と聞いており、不妊クリニックの先生に確認してもそのように言われたからです。 しかし、野田聖子議員の不妊治療体験記『私は、産みたい』を読んであれ? と思いました。筆者は体外受精を繰り返しています。一方では、夫婦別姓を支持しているため「夫とは籍を入れず『事実婚』という形をとっています」とあります。 これはどういうことでしょうか? 事実婚でも体外受精が可能なのか、それとも野田議員は本当は籍を入れているのか? 何かご存じの方がいらしたらぜひ教えてください。 |
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レスを下さった皆様へ noriko | |||
私も疑問に思っていました。 蜜柑 | |||
私も事実婚です。 ポメラニアン | |||
横レスですが にゃんた | |||
我が家も事実婚です。 のんたん | |||
事実婚で体外受精受けました にゃんた | |||
>>> レスを下さった皆様へ | noriko
-- 2004/12/25.. | ||
早速のレスありがとうございました! 掲示板の趣旨に合わないのではないかと迷いましたが、聞いてみてよかったです。 にゃんたさん、のんたんさんのレスを読んで納得しました。高度不妊治療は法律婚夫婦のみ、というルールは絶対ではないのですね。大学病院の倫理委員会が例外を認めた、というにゃんたさんの例には力づけられました。 私の主治医のスタンスがどういうものかわかりませんが、だめもとで交渉してみるつもりです。私も仕事上、思想上の理由から事実婚にしていますので、簡単に籍を入れたくはありません。 ポメラニアンさん、妊娠おめでとうございます。助成金は明らかに法律婚限定ですよね。もっとも私の住む自治体にはそもそも不妊治療への助成制度が存在しないので、幸い(?)その点は考えなくてすみます。 蜜柑さんも同じ疑問をもたれたんですね。事実婚で体外受精を受けていることを公然と語っているあの本が出たことが、いずれ産科婦人科学会のこの内規の事実上の廃止につながるのでは? とちょっと期待する私です。「国会議員がよくてどうして私はダメなの?」といわれたら医者も困るでしょうからね。 治療中の方々の幸運をお祈りします。 | |||
>>> 私も疑問に思っていました。 | 蜜柑
-- 2004/12/23.. | ||
norikoさん、こんにちは。 私も事実婚をしています。タイミング治療中です。野田さんは事実婚なのに、どうして体外受精ができるのかと、私もずっと疑問に思っていました。以前に野田さんの本の感想をこの掲示板に書かせていただきましたが、なぜ事実婚で体外受精できるのかという疑問は、聞いてはいけないことのような気がして書けませんでした。私も知りたかったことをスレッドにしていただいてありがとうございます。 にゃんたさん、のんたんさんのレスでそういうことなのかと疑問が解けました。学会の内規はあるけれど、法的拘束力はなく、実際の判断は個々の医師に任せられているのですね。 norikoさんのところに早くこうのとりがきてくれることをお祈りしています。 | |||
>>> 私も事実婚です。 | ポメラニアン
-- 2004/12/23.. | ||
事実婚でも高度先進医療は受けられますが、 国の補助金(十万円まで?)はもらえないのでは?と思います。 私が人工授精をしたときは、病院に事実婚のことは黙っていました。 補助金が欲しいのなら入籍して、出産後ペーパー離婚も良いかもです。 世の中は、夫婦別姓はまだまだ受け入れられてません。 そのくらいしても、戸籍にこだわらないなら享受してもいいかも。 私は、専業主婦ですが、未入籍なので長らく税金の控除も受けられません。 おかげで、今月妊娠できましたので、また気持ち的にも高度先進医療とは、遠ざかっていたので、入籍問題は無縁になりましたが。 | |||
>>> 横レスですが | にゃんた
-- 2004/12/21.. | ||
のんたんさん 人工授精は学会的にもOKなのですね。勘違いしていました(^^;) 私が治療を受けた大学病院では、当初は「体外受精の申し込みには戸籍抄本(謄本だったかも)の提出が必要」と書いてあった記憶があります。 何ヶ月後かにその大学病院に申し込んだ時点では、戸籍抄本?の提出は求めらなかったように覚えていますが・・ やはり厳しいのは体外受精からなのですね。 | |||
>>> 我が家も事実婚です。 | のんたん
-- 2004/12/21.. | ||
確かに学会にはそういう規定があるようですが、法的な拘束力のあるものではないそうです。(人工授精までは学会的にもOKのようです) 私の場合は「あまり公にしない」という約束で体外受精を受けさせてもらいました。 特に都会では事実婚のカップルも多く、クリニックも柔軟な所が多いので、事実婚のカップルを受け入れているところも多いようですよ。 正面から「事実婚でも受けられますか?」などと聞くと、NOと言われてしまうので、先生には上手にアプローチした方が良いようです。 私の場合は他のサイトで知り合った方に、事実婚で体外受精を行っているクリニックを教えていただきました。 norikoさんも理解のある先生に出会えると良いですね。 | |||
>>> 事実婚で体外受精受けました | にゃんた
-- 2004/12/21.. | ||
norikoさん、こんにちは。 確かに学会(日本産婦人科学会)の内規で、人工授精以上の高度不妊治療は法律婚夫婦に限定するという項目があるようですが、法的な拘束力があるわけではなく、実際の判断は個々の医師に任せられています。 私は仕事上の理由と夫婦の信念で「結婚」以来ずっと事実婚ですが、3カ所の医療機関で人工授精や体外受精を受けました。 医療機関によってその対応は微妙に違っていて、1件目の不妊専門クリニックでは事実婚であることを言っても何も問題にならず人工授精を受けました(体外受精は受けていません)。 2件目の大学病院では主治医は軽く「問題ないでしょう」と言ってくれました。長く受診して気心が知れていたせもあったかもしれません(主治医をとても信頼していました)。実際には人工授精から体外受精にステップアップするときに、学内の倫理委委員会の許可を得る手続きをしたようです(私はずっと後で知りました)。 3件目は超有名な不妊専門クリニックで、体外受精を前提とした初診時に事実婚であることを言って相談すると、主治医は一瞬「う〜ん」と悩んだようですが、すぐに「ちゃんと育ててくれるならばいいです」と言ってくれました。外国人の方も多いクリニックなのでそのあたり柔軟に対応してくれたのかもしれません。ここでは数回の体外受精を受けました。 私の印象では、法律婚限定というのは生まれてくる子供の福祉を考えてという面が大きいように思います。つまり「きちんと育てることができる夫婦か」ということです。ですから、例えば夫婦で一緒に受診して子供を持つ覚悟と意志をしっかりと話しておくなど、きちんとした考えのもとに事実婚をしていて、継続的に家庭生活を営み子供を育てる意志があることを示しておくことが大事だと思います。 もちろんきっちりと「法律婚限定」としている医療機関もあると思いますが、相談によって治療OKの医師も多いようです。あきらめずに主治医に相談なさってはいかがでしょうか。norikoさんご夫妻の治療が順調に進みますように。 | |||