卵子提供 | NON -- 2005/02/22 .. | ||
こんばんは。 思いきって、こんなタイトルでレスしてみました。 43才になりますが、子宝には恵まれていません。 元々、卵巣機能が弱い為、自分の卵子では妊娠は難しいと自覚しながら仕事に生きてきました。しかし結婚後は、少ない可能性でも…と思い、不妊治療にも積極的に頑張り、IVFもTRYしてきました。が、やはり私の卵子では妊娠は難しいようです。 主人を心から愛していますし、愛されていると思います。だからこそ、主人をお父さんにしてあげたい…。本当に子供が好きな人なんです。『主人』の子供を産んであげたい。 悩みに悩み、最近、海外での卵子提供プログラムの受け入れを考えています。もちろん色々なリスクは覚悟の上です。それでも不安な気持ちは拭えず、こんなレスをたててしまいました。 こちらのサイトで治療に頑張っていらっしゃる皆さんに対して、失礼なレスでしたら本当に本当に申し訳有りません…。 でも、こちらのサイトの皆さんだからこそ、私自身一番信頼でき、きちんと受け止めて下さってのご意見が頂けると思っております。 何でも良いのです。皆さんのご意見・情報をお聞かせ頂けますでしょうか? |
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法整備について WOOL100% | |||
ミサトさんへ WOOL100% | |||
続きです ミサト | |||
私は日本在住です ミサト | |||
日本どうこうの問題でしょうか? 第2子希望 | |||
Silkeyさんへ WOOL100% | |||
Wool100% さんへ silkey | |||
ちゃちゃちゃさんへ yoko | |||
Woolさんへ sachi | |||
日本に住む者として感じること WOOL100% | |||
私も卵子提供考えてます。 Silkey | |||
サンフランシスコ ちゃちゃちゃ | |||
応援したいです。 としび〜 | |||
横レスですみません。WOOL100%さんへ yoko | |||
米国では法的には? WlOOL100% | |||
有難うございます。 NON | |||
応援します! kotone | |||
母になること sachi | |||
卵子提供で授かった一歳の子供がいます。 yoko | |||
貴女の気持ちは?・・・ WOOL100% | |||
はじめまして。 ちゃちゃちゃ | |||
複雑ではありますが ミサト | |||
応援します。 sachi | |||
気後れしないで下さい。 Ringo | |||
>>> 法整備について | WOOL100%
-- 2005/02/22.. | ||
生殖医療法案は未だに国会に提出されずとも、法案はできあがっているのです。現在納得のいく内容でなくとも、今後改善の希望もあります。まずは足がかりを得ることが必要なのでは。 ミサトさんが言うように不妊治療への保険適用、補助金を拡大することはもちろん、たとえ少数でも卵子精子の提供を受けた子供を法的社会的に守るために法的整備は急務だと私は思います。 その問題点については改めて別スレッドを立てようかと思います。 | |||
>>> ミサトさんへ | WOOL100%
-- 2005/02/22.. | ||
率直で貴重なご意見を書き込んで頂き感謝にたえません。 ご意見を読むうち、涙があふれ嗚咽が出てきました。 感情面でも理性面でも、おっしゃることが理解でき、賛同できます。何故そこまでして子供がほしいのか?と問うて、理屈はつけられないとおもいました。 敢えて理由をつけるならば、人は命の誕生を願い喜び、命を愛するからでしょう。 今貴女のおなかの中にいる命は、子供が欲しいと願った貴女方ご夫婦のまぎれもない本当の赤ちゃんです。 でももし子供が真実を知るようなことがあったら、親子で一緒に乗り越えてあげてほしいと思います。 どうか、産まれてきてよかったと思えるように育ててあげてください。 私も産まれてきた自分が一番苦しいと思い続けてきたけれど、 いつだって、遠く離れていても、両親が私のことを心配しつづけてきたのだと思います。 卵子精子の提供を受けたいという方たちの気持ちを全てとは言えないかもしれないけれど、だいぶ理解できるようになりました。 | |||
>>> 続きです | ミサト
-- 2005/02/22.. | ||
気持ちを切り替えて、日本での法整備について思うところを書きます。 野田聖子さんが頑張ってくれていますが、卵子提供等を認めることは日本で治療する人たちにとって、今の状況ではあまり福音にはならないように思います(自分がやっておいてナンですが)。その前にやってほしいことはたくさんありますし(たとえば、注射・エコーの保険適用や、治療代への消費税非課税などなど)、実際日本の文化・風土を考えると、提供を受ける選択をする人はほんの一握りではないかと思います。不妊治療をオープンにする人はまだ少ないですし、体外受精への抵抗感も多いし。法整備を行うのであれば、やはりより多くの人に恩恵・効果があるものを優先していくべきだと、納税者の立場として思います。 法律で約束事を作るとなると、不妊治療についての詳しい事情を知りつつ、一方で発生しうるさまざまなリスク(子供への認知の問題や、営利目的の規制などなど)に対処して考えないといけないのですが、そもそも誰にも迷惑がかからないはずの「夫婦別姓」すら認められない頭の固い高齢議員たちに、こんなデリケートな問題に取り組む能力があるとはとても思えません。 WOOL100%さんが懸念される「生殖医療技術が進み、米国で技術を受けられるが、日本では法的にも認められてないのでは、ひずみが起きるのではないでしょうか」という点については、まったくそのとおりと思うし、出生前診断などの事例もそうですが医療技術の進歩に社会や法律がまったくついていけてないのは問題だと思いますし、このままでいいとは思いませんが、現実の日本を見ると・・・。 こんな中で自分は「実は日本の法律・社会に守られていない存在」の子供を産み出そうとしているんだな、とあらためて思いました。全力をかけて愛し守っていかないと・・・がんばって強い母になります。 | |||
>>> 私は日本在住です | ミサト
-- 2005/02/22.. | ||
私の場合、韓国で提供を受けました。子供はもちろん、周囲に明かすつもりはまったくありません。いろいろ考えた挙句の選択でしたが、「将来子供が知ってしまった場合、どうするんだ、そこまで考えて提供を受けたのか」と言われると、返す言葉はありません。悩んだ挙句の選択だったけれど、やっぱり軽率な選択だったのかと気持ちが揺れてしまいます。 不妊治療中は、卵子提供の話を聞いても「そこまでして・・」という思いがありました。自分の卵子での治療を断念するときにも、最初は養子を考えました。「卵子を買ってまでわざわざ命を作り出す」ことよりも、「子供に恵まれない親と、親に恵まれない子供が出会って一緒に暮らす」ことの方が人として正しい生き方だと思ったからです。けれど、主人は「自分の子供じゃないと愛しきる自信がない。一時の感情で養子にしても責任を持ちきる自信がないから、無責任なことはしたくない」という考えで、養子は断念したのです。 「自分の分身を残したい」という本能的欲求は私にも主人にも同じようにあるけれど、私が妻であることによって主人のその願いを断ってしまうんだ、という切なさ・・それから「妊娠・出産したい」という(おそらくとても原始的な本能なのでしょう)私の欲求・・そこへ「卵子提供を受ける」という選択肢が出てきて、飛びついてしまった私たち夫婦は、ヘビの誘惑に負けたアダムとイブなのかもしれませんね。やはり「提供卵子」は禁断の木の実なのかもしれません。 以上、WOOL100%さんのご意見に対して感じた、経験者の「感情」です。一旦区切って今度は「理性」面での考えを書きます。 | |||
>>> 日本どうこうの問題でしょうか? | 第2子希望
-- 2005/02/21.. | ||
私は、望まれる方が卵子提供を受けられることに、抵抗は感じません。 yokoさんの本「あなたの赤ちゃんが欲しい」も読ませていただきました。 silkeyさんへ 「愛情を持った親のもとで育てられたら、たとえ子供がなんらかの形で将来自分のルーツに疑問を持ったとしても、それで親子間の関係がぎくしゃくするとは私は思いません。」 私もそう思います。 子供を手塩にかけて育てることで、本当の親子になれると感じています。 「日本も早く”この子誰の子”探しをするような狭い観点から抜け出せればいいのにとつくづく思います。」 日本どうこうの問題でしょうか? 以前、これは精子提供でしたが、自分のルーツ探しをする欧米の方の番組を見ました。 世界で多くの方が、ルーツ探しをしているようです。 そのネットワークで、兄弟であることがわかった方達もいました。 (精子提供者が同じで、母親は違います。) ”この子誰の子”はともかく、”自分は誰の子”という思いは、万国共通なのかもしれません。 確かに、その民族の考え方の傾向はありますよね。 WOOL100%さんのレスにも感じたのですが、「日本では」「米国だから」という発言に違和感を持つのは私だけでしょうか? NONさん、横レスになってしまってごめんなさい。 | |||
>>> Silkeyさんへ | WOOL100%
-- 2005/02/21.. | ||
自分の血のつながった子供でも将来リスクがあるでしょう。 血がつながらなくても望まれて産まれてきた来た子供のほうが幸せなこともあるでしょう。 ただ、卵子・精子提供によって産まれた子供の場合、「産みの母または父」と「DNAの母または父」が別だという他の子供にはない明らかな問題を抱えなくてはならないのです。 それが子供にわかった場合、必ずしも親子関係がぎくしゃくすることはないでしょう。強い愛情で親子が結ばれていれば。 でも子供は少なからずショックを受けるのではないでしょうか。 通常と違う産まれ方をした自分を子供自身が受け止めなければなりません。 自分のDNA上の親はどんな人間か知りたいと思う子もいれば、育ての親だけで十分と思う子もいるでしょう。 でも出生の事実を知った上でアイデンティティを形成しなければならないと思うのです。 私だったら、自分のDNAの親が気になると思います。どんな人かと。 (そして私自身、血のつながった父母に愛情いっぱいに育てられましたが、小学校高学年のとき、ある自分の出生の秘密を親から聞かされショックでした。その事実は今まで私の悲しみ、また生きる励ましになっています。) また事実が周囲に知れた場合に、周囲や社会の偏見から子供を守ってあげなくてはなりません。また子供自身が一番否応なく偏見もしくは差別と戦わなくてはならない状況になることもあるでしょう。(私は出生のある事実故に一生偏見差別と戦わねばなりません) 卵子・精子提供をお考えの方、すでに提供を受けた方は先で問題や不安があるだろうとおっしゃっていますが、それはどんなことなのでしょう。卵子精子提供の問題を理解する手がかりとして教えていただきたいのです。 また子供には将来事実を伝えようとお考えなのでしょうか。その場合に子供のサポートについてどうお考えなのか教えていただければ幸いです。 | |||
>>> Wool100% さんへ | silkey
-- 2005/02/20.. | ||
私が卵子又は精子提供に踏み切れるのはアメリカに住んでいるからと言われれば、確かにそれを受け入れている環境にいるのは否みません。でもそれは自分なりに新聞や本、又は卵子提供を経験した人達の話を直接聞いて得た情報の結果、決断を下した過程があったのであって安易に社会が受け入れてくれるからそうしたと賛成しているのではないと確信しています。私の参加している不妊サポートグループではアメリカ人で自分の血のつながった赤ちゃんでないといやだという人は大勢います。私が日本に住んでいたら卵子、精子提供をしてまでもの子供は要らないと思ったかも知れません。でも2年半の不妊治療を通して学んだ事は如何に世間にあふれている情報、選択技を自分が納得いくように利用するかだと思いました。もちろん世間には金目当ての悪質な卵子、精子提供の業者があるかも知れません。こちらでも無料雑誌に卵子提供などの広告があります。でもそれを利用する、しないは本人の責任であって又、血を分けてもそうでなくても子供を持つことは将来なんらかのリスクがあるのではないでしょうか?愛情を持った親のもとで育てられたら、たとえ子供がなんらかの形で将来自分のルーツに疑問を持ったとしても、それで親子間の関係がぎくしゃくするとは私は思いません。日本も早く”この子誰の子”探しをするような狭い観点から抜け出せればいいのにとつくづく思います。 | |||
>>> ちゃちゃちゃさんへ | yoko
-- 2005/02/19.. | ||
CDCのデータやアメリカのBBSをチェックされるなど情報収集も万全ですね。 私の本が少しでも役に立ったようで光栄です。 ちゃちゃちゃさんがこれから臨まれるステップがつつがなく進行し、早く赤ちゃんを抱ける日が訪れることをお祈りしています。 | |||
>>> Woolさんへ | sachi
-- 2005/02/19.. | ||
そうですね。 日本にお住まいのかたたちのご意見も伺いたいですね。 倫理的に違いがあるかもしれないですものね。 私がもし日本にいて卵子提供を考えるとしたら倫理よりお金の心配をするかもしれません。アメリカの医療の高額さはおそろしいので。 それがクリアできれば他人がとやかくいくことにはあまり耳をかさないかもしれません。 前に進めなくなりますから。 将来自分の子供を愛し、守れたら卵子提供でも代理母でも私は言いかと思います。 守れない、と危惧するようならやめたほうがいいし。今は日本で認められてない医療でも今卵子提供で出産された子が育つくらいには認められているかもしれません。しつこいようですけど育てた人がお母さんだと私は思っています。 先日友人のそのまた友人でレズビアンのカップルが精子提供で子供をつくりたいといっていたと聞きました。 私個人の哲学としてはレズビアンなら子供を産まないで(本人の選んだ選択なのだから)フォスターファミリーになったほうがいいと思うのですがそれはあくまで私の哲学、彼らには彼らの選ぶ道があるし私がとやかくいうことではもちろんありません。 いや、しかし世の中どんどん変わっていっていろんなことが可能になっていく中で私たち人間もどんどん変わっていかなければいけないのでしょう。 難しい時代に生きていますね。 Woolさんのご意見は私とは違った見方でとても勉強になりました。 日本に住むかたたちからのご意見もうかがってみたいです。 | |||
>>> 日本に住む者として感じること | WOOL100%
-- 2005/02/18.. | ||
yokoさんへ。朝日新聞の今年1月18日付日刊、野田聖子衆院議員と医師との対談記事で、1月21日からの通常国会には見送られることになったことを知りました。 としび〜さんへ。質問が曖昧で申し訳ありませんでした。 質問の法的整備とは生殖医療にのみ関する法的整備です。 ですが、アメリカでは戸籍がなくそれに替わるやり方があるということがわかりとても参考になりました。ありがとうございます。 ここからはすべての皆さんに宛てての内容です。 NONさんという現実の方がいらっしゃるので、NONさんを傷つけないように発言しなければいけないと思っています。 忌憚のない意見を言いたければ別スレッドを立てなくてはならないことを承知しております。 NONさんへのレスはアメリカ在住の方が多いです。卵子・精子提供の先進地からのご意見は参考になりますが、日本に住む者としては理解できないことも多いです。 アメリカだから諸手をあげて卵子提供賛成を言えるのではないでしょうか。 またNONさんと同じ事情で、卵子提供を望んでいる方、すでに 提供を受けた方が賛成なのはもちろんよくわかります。 それ以外の日本に住む方はどうお感じでしょうか。 生殖医療法案が国会提出から流れたのは議員の関心の低さからだと言います。議員の関心が低ければ国民の関心も低いのでしょうか。先の「67歳出産」の話題は遠い外国の出来事だったからでしょうか、(米国の方でしょうか)、私も応援の立場でした。 しかし日本の方が卵子提供を受けるとなると、日本の一般国民として不安や疑問を感じるのです。 卵子精子提供となると、やはり金目当ての個人やグループがあらわれるのではないか、卵子提供する女性は排卵誘発剤の服用で不妊の危険性があるなら、卵子を提供されて喜ぶ女性がいる一方で、将来不妊になって悲しむ女性を生み出さないかと思うと、DNAを越えて幸せな子供が産まれると簡単に賛成できないのです。 子供の側に立てば、将来お母さんの本当の子供でないと知ったときの気持ちはどうでしょうか。子供だけでなく周囲に事実を隠し通せない場合も出てくるでしょう。その場合周囲もまたどう受け止めるか。そういうことを考えると、子供や関係者のために卵子・精子の提供が社会的に認められていることが必要ではないでしょうか。 すなわち法的整備がされ、広く国民の認知がされていることが望ましいということです。 子供だけでなく祖父母等親族、その他その子供に関わることになる人たちが子供の出自に安心、納得、了承できると思うのです。 子供に対しては、おまえの産まれ方は特別なことではないのだよ、社会が認め、おまえは父母だけでなく社会からも必要だと望まれて産まれてきたのだよと、安心させてあげられるのではないでしょうか。 法案が議論されず、成立されないから、もう待つ時間がない、またすでに産んだという人を批判するつもりはありません。 しかし生殖医療技術が進み、米国で技術を受けられるが、日本では法的にも認められてないのでは、ひずみが起きるのではないでしょうか。少子化対策の一環としても緊急に検討されなければならないと思います。産まれてくるすべての子供の幸せのために。 | |||
>>> 私も卵子提供考えてます。 | Silkey
-- 2005/02/18.. | ||
Nonさん、わたしはアメリカ在住で不妊治療2年あまりを続けています。IVFを4回試みましたが、卵子が2つぐらいしかでぎず、全て採卵をキャンセルされました。自分の卵では無理だからドナーのエッグにしなさいとこの1年間、先生から言われつづけて、最近やっとその気になりました。私の場合主人の精子にも問題があり、先生からドナーが見つかるまでの間、精子提供でIUIを毎月すれば?と言われ、最近あっさり精子ドナーで妊娠、繋留流産に終わりました。後、3、4回自分の卵と精子ドナーで試みながら、ドナー、又はFrozen Embryoなどの方法を考えてます。養子も考えてます。なぜなら、私は子供を生む事より、育てることに価値を置いてるからだと思います。Nonさんもドナーだったら半分ご主人の遺伝子が入っているからいいと思いますよ。(すみません。大変アメリカ的な考えで)。ただ、アメリカでドナーの卵子で妊娠となると双子の確率がすごく多いと思います。又、卵子提供者は若い健康な女性なので受精卵が多くていろいろなオプションを迫られるのでは?倫理的、法律的な問題もあり難しいですよね。でも、最後はご自分で納得して行動すれば後悔もないのではと思います。 | |||
>>> サンフランシスコ | ちゃちゃちゃ
-- 2005/02/18.. | ||
私たちもサンフランシスコでの治療を考えています。 お願いするクリニックはベイエリア(アシストはMネット)でと決めています。<同じサンフランシスコにあるパシフィックファティリーセンター(I〇C提携)の方ではありません。> そうしようと思った理由は3つあります。 第一に、ドナーを自分で探しても治療を引き受けてくれるから。 第二に、ベイエリアのクリニックは卵提供を受けた出産率が71.2%(CDCより)と高いからです。<確かもう一方は50.6%でした。> それと余談ですが、あるアメリカの卵子提供者のBBSでベイエリアのドクターが素晴らしかったというスレッドを発見したことも要因かもしれません 第三に、アシストしてくれるMネットさんの姿勢が営利的でないからです。(主人も資料における法的事柄の日本語訳で免債や瑕疵責任についての表現が適当であると言ってました。)それと費用の内容が明瞭だからです。 私は納得がいくまで話しあうのは大切なことだと思います。私どもなど、この治療を決断して2年かかってしまいました。でも、二人とも意識は物凄く変わりましたよ。 yokoさん 私の主人も納得のいくドナーが見つかるまでは治療は受けないと決めていた人なので、あなたが書いた「赤ちゃんがほしい」はとても参考になりました。(今も手順等で不安になったりするとこの本を見て確認をしているくらいです。)ありがとうございました。 | |||
>>> 応援したいです。 | としび〜
-- 2005/02/17.. | ||
Nonさん。 アメリカ在住のとしび〜です。 ICSIで授かった息子が一人います。 私自身は自分の卵子でしたが、今年42歳になるダンナの妹が卵管癒着などの問題があり卵子提供を検討しています。 情報源は未確認なのですが、20歳代の卵子を提供してもらうと、妊娠率が40−60%だと、言っていました。 定期購読しているこちらの子育ての雑誌の今月号には、 22歳のシングルマザーで医学生だったときに、 個人エイジェンシーを通しての卵子提供を2度して、 医学部に行く資金に当て、来年には医者になるという方の体験談が乗っていました。 このようにして書くと、提供側もお金目当てに気軽に提供しているような、印象を持たれてしまうと問題ですが、 その方は医学生となる前も婦人科の医院で働き、 不妊に苦しむ人たちを数多くみてきたことで、自分の卵でどれほどの喜びを他のカップルに味わってもらえることが出来るか理解できていたこと。 でも、自分の息子をみて、今もこの子に似た兄弟が何処かに存在していることを思い、幸せを願っていること。 (エイジェンシーの規則で、提供者、受領者の身元は絶対に公表することはないそうです。) 排卵誘発剤の知識があるとはいえ、もしかしての重度の副作用があり、将来的に自分もそのせいで不妊となってしまうかもしれないという恐怖。お金目当てだけではとても飛び込むことのできない事だと思いました。 そんな愛情溢れた卵のおかあさん、卵子提供という決断までに色々と迷い・話し合い、愛情を深めた産みのおかあさんとおとうさん、そこまでして望まれた子供とはDNAを超えて愛情のある親子になれると思います。 最後になりましたが、WOOL100%さんのアメリカでの法的整備がされているのか?というご質問ですが、ちょっとご質問の意味が汲めなかったので、的が外れた回答になるかもしれませんが、ご了承を。まず、卵子・精子提供、代理出産が法的に認められているか?ということですが、これはYESです。 法的整備?ということでは、日本ではまず親権の問題・戸籍の問題が考えられます。アメリカには日本のように戸籍というものがありません。法的に誕生を記すBirth Certificateがありますが、それに記載されるのは、産みの母親と法的な父親の名前であり、精子・卵子が他人からの提供であるかは問題になりません。また、アメリカは誕生地で国籍権を与える規定で、アメリカで生まれた子供は親の国籍にかかわらず、自動的にアメリカ国籍が与えられます。代理出産の場合は多分産みの母親の名前が掲載されると思いますが、日本の戸籍抄本のように入学や就職に提出したりするものではないので、日常生活では全然気にとめることはないです。うちのダンナも40歳を過ぎて初めてパスポートを作るときに自分のBirth Certificateを生まれて初めて取り寄せたクチです。それまでは見たことも無かったと言っていました。 | |||
>>> 横レスですみません。WOOL100%さんへ | yoko
-- 2005/02/17.. | ||
昨年の通常国会で生殖医療法案が先送りになったところまでは追っていましたが、今国会でもですか? 日本で制度が整うには時間がかかりそうですね。でも、法案の内容を見て、個人的にはあの法案が通っても国内での卵子・精子提供は受けづらいなと思っていました。 アメリカでは、いくつかの州で有償の代理母契約を無効とするなどの規制がありますが、連邦レベルでの生殖医療に関する規制はありません。規制がない、つまり違法ではないということです。 日本も、そういう意味では法律が存在しないので違法ではありませんが、産科婦人科学会の勧告があるのでやらない医師が大多数とのことです。 | |||
>>> 米国では法的には? | WlOOL100%
-- 2005/02/16.. | ||
yokoさんがおっしゃるように日本では今国会で生殖医療法案が先送りされました。 米国では卵子・精子提供、代理出産などが法的にみとめられているのでしょうか。法的整備がされているのでしょうか。 | |||
>>> 有難うございます。 | NON
-- 2005/02/16.. | ||
皆さんいろいろとご意見を有難うございます。 やはり皆さんからのお話が、賛否両論とは言え、私自身にとってとても貴重なお話で有り、これからまだまだ迷い考えていかなければならない中で、とても有り難いと思っております。 ミサトさんやyokoさんからの経験者の方からのご意見には本当に勇気づけられますし、sachiさん・Ringoさん・ちゃちゃちゃさんからのアドバイスは本当に心強いです。そして、WOOL100%さんからの、私自身は自分の卵子でなくとも、子供がほしいのか?主人の遺伝子さえ受け継いでいれば本当に満足なのか?ご自分のお子として一生育てていくことができるのか?そして主人も本当に卵子提供を望まれているのですか?ご夫婦で納得されていることなのか?と言うご意見も、主人の事以外は、もちろん全て「Yes!!」です。でもそれは、私が私自身に問いていただけでしたが、こうして、WOOL100%さんから問われて、改めて自分自身の気持ちを確認する事も出来ました。 皆さん、本当に有難うございます。 私達は、今現在、すぐにでも突き進む段階では無く、「卵子提供」について夫婦で考えはじめたばかりです。主人も賛成では有りますが、まだまだ不安の中のようですし、踏み出すには、もっともっと二人で話合い、勉強し、確認し合わなければならない事が沢山有ると思っています。 ただ、決断するので有れば、早い内にと思っています!! 私達が、今、調べている中では、サンフランシスコが良いのかと思いましたが、ちゃちゃちゃさんは、どうお考えですか? また、何か参考情報やご意見が有りましたら、宜しくお願い致します。 | |||
>>> 応援します! | kotone
-- 2005/02/16.. | ||
はじめまして、NONさん。 週刊誌に関する情報です。 1月末だったか、2月初旬だったか辺りの『週○女性』の特集の中に、例の「最高齢の女性が出産・・・」という記事があります。 そこに卵子提供に関する団体名がいくつか載っていました。 興味はありながら、しっかりと読む勇気がなくて斜め読みしてしまい、詳細をここに載せられなくて残念です。 私は来月45歳になります。顕微授精は初回に撃沈。5ヶ月を経て、来月2度目に挑戦します。 不妊治療のかたわらで、養子縁組に関する記事が目に留まってもドキドキしています。 まだ、しっかりと先を見据えることができていない私ですが、情報を集めようと大きい一歩を踏み出されたNONさんを応援しています。 | |||
>>> 母になること | sachi
-- 2005/02/15.. | ||
私自身、卵子提供も養子もとっていないのでおこがましくなってしまうかもしれませんが自分の卵子じゃあなくっても愛せるか?みたいなニュアンスがみなさんのレスから感じられたのでちょっと意見をいいたくなりました。 私自身、親になって思うこと、それは子供を産んで親になるんではなく子供を育てることによって親になっていく自分を感じています。 流産の経験があるので妊娠中は幸せモードではなく本当に産まれてくるのか、という思いでした。 逆子だったため何の陣痛も感じず帝王切開でわが子は産まれてきました。 小さい命が14ヶ月で歩きしゃべり自分の意思を持つ人間に成長しました。この14ヶ月、手抜き育児のいい加減な母でしたが彼女の存在で親にしてもらったと思っています。 赤ちゃんってかわいさの天才です。どの卵子だって精子だってひとつの命、あなたはいままでになかったくらい必要とされる人となるのです。かわいいですよ。私は自分の卵子の子供でさえ可愛いと思えなかったらどうしよう、と危惧したものです。 母になる不安は誰でも一緒です。 これもまた変な話ですが犬や猫をもらってきてもすごくかわいいじゃあありませんか。人間の赤ちゃんがかわいくないわけがない。 私がアジア人の卵子がいいですね、といったのはまわりをややこしくしなくていいならそのほうがいいのでは、と思っただけ。 アメリカ在住ですが白人のお父さんがもろ韓国人っていう顔の女の子にダデイーっていわれてめろめろしています。 赤ちゃんって個性を持って産まれてきますがお母さんから愛されて育つ子はやっぱりかわいいです。 子供ってお母さんが大好き。そんな子供を自分の卵子じゃあないからってかわいくないわけがないじゃあないですか。 みさとさんもご心配なさらずに産んで愛のある家庭を育んでください。男性って自分の遺伝子をひいていても実感がわかないものなのでご主人にとっては自分の血をひいてるっていうのはいいことなのでしょうね。でも母親は大丈夫、っていっても経験のない私から言われても説得力にかけるかもしれませんが卵子提供であろうと生まれてくる子供の母はまぎれもないあなたです。子供があなたを母にしてくれます。 これを読んで経験もないくせにいいかげんな、と思い不愉快な思いをされる方がいたらお許しください。 | |||
>>> 卵子提供で授かった一歳の子供がいます。 | yoko
-- 2005/02/14.. | ||
NONさん、はじめまして。 私はNONさんとおそらくとてもよく似た境遇で、2年前にアメリカで卵子提供を受け、その年の暮れに(43歳で)子供を授かりました。 NONさんの現在のお気持ち、お察しします。 いろいろと悩み、迷われてることと思いますが、今、大変な子育てのまっ只中で私がいえるのは、いろいろな迷いを振り切って卵子提供に踏み切ってよかったということです。 そして、ドナーには一生感謝し続けて生きてゆくことになると思います。 月並みですが、子供は本当にかわいいです。愛するご主人の子供なら、ほかの人の卵子をいただいて授かっても後悔しないと思います。 私たち夫婦にとっても、この先この選択がどんな運命を紡ぎだすのか未知数です。問題もありえます。それでも、それを恐れて子供をあきらめるより、人生の後半をこの子とすごせてよかったと思えると確信しています。 日本ではまだ制度が整ってないのが残念(卵子提供を含む生殖医療に関する法案は昨年の国会でも審議されなかったそうです。) ですが、海外なら道はあります。 卵子提供をどのように受けたかの詳細は、昨年出した本(「あなたの赤ちゃんが欲しい」)に記しました。 どうか、迷わず、前進してください。 | |||
>>> 貴女の気持ちは?・・・ | WOOL100%
-- 2005/02/14.. | ||
ご自分の卵が弱いと自覚されて長年の不妊治療・・・ 卵子提供をお考えに至ったご心境をお察し致します。 ご投稿を読み、漠然と日本在住の方で、海外で卵子の提供を受け、受精卵をおなかに入れるところまでし、日本で出産されるのかと思いました。 そして海外といっても、韓国での卵子提供をイメージしていました。韓国ではそうした生殖医療がされているらしいとの不確かな覚えがあり、日本人のご夫婦なら日本人とよく似た顔のお子さんを望まれているのだろうと、漠然と思っていました。 sachiさんの「日本にお住まいならアジア人の卵子提供がいいですね」の言葉にはっとしましました。 もし海外、ことに米国、ヨーロッパにお住まいなら、黒い目のご夫婦に青い目の赤ちゃんがいても日本ほど奇異な目でみられることはないだろうと想像します。 あちらでは目、髪の色の違う国の子どもを養子にすることが多いと聞きますから。 日本にお住まいなら、日本人に似た特徴を持った卵子というのが ひとつのクリアされねばならない問題のような気がします。 日本はまだまだ様々な面で寛容な国ではないですから。 このような問題の前に聞きたいことがあります。 NONさんご自身は自分の卵子でなくとも、子供がほしいのですか。ご主人の遺伝子さえ受け継いでいれば本当に満足ですか。 ご自分のお子として一生育てていくことができますか。 そしてご主人も本当に卵子提供を望まれているのですか。 ご夫婦で納得されていることなのでしょうか。 ご主人を心から愛しているなら、ご主人も貴女を心から愛していろことでしょう。 「主人のために・・・」と貴女が悲愴にまで願うことを、ご主人はどう思うでしょうか。 そこまで自分のために苦しんでほしくはないと思うのではないでしょうか。 一方的な自己犠牲はいつか問題が起きそうです。 子供にしわ寄せがくるかもしれません。 貴女もご主人も自分の卵子でなくても、子供を産み育てる家族として幸せになりたい、その子を我が子として本当に幸せにしたい と純粋に思っていらっしゃいますか。 子供は貴女のご主人への思いのために、ご主人のために産まれてくるのではなく、子供自身が幸せになるために産まれてくるのでしょうから。 | |||
>>> はじめまして。 | ちゃちゃちゃ
-- 2005/02/14.. | ||
NONさん、はじめまして。 私もエッグドナーを考えているものなので、 今のお気持ち、痛いほど理解できます。 それで私が知っている情報でよければ書きたいと思い、 でてきました。 ところで、卵子提供はどこの国をお考えですか? アメリカなら、この2年結構調べたので多少なりとも お伝えできると思うのですが。 | |||
>>> 複雑ではありますが | ミサト
-- 2005/02/13.. | ||
卵子提供を受け、妊娠中の40歳です。 私も卵巣機能の低下で採卵しても受精卵がろくにできず、あきらめかけていたところでした。主人が大の子供好き、という点も同じです。妊娠なんて簡単、という思い込みのもと、30代前半までは仕事が面白くて避妊していた(主人は欲しがってたのに)ので、治療をはじめてからはホントに申し訳なくて情けなかったです。 「お父さん」にしてあげられないのが切なくて、また自分自身もこの世に生きた証を何も残せないんだな、と思うと・・・。 そんなときに卵子提供を受けられる機会に恵まれ、ずいぶん悩んだ挙句に提供を受けることを選択しました。妊娠したときはとても嬉しかったです。 ただ、妊娠中の現在、やはり色々思ってしまうのも事実です。「自分の卵子だったらもっともっと嬉しいんだろうな」とか、「将来子供が問題を起こしたときに、ホントに愛し続けられるのか」などなど。黄体ホルモン補充の自己注を続けていた期間も「注射しなかったら流産するんだな、今ならまだやめられるんだ」なんて怖いことをふと思ったりもしました。妊娠に大喜びの母をみると(親には内緒なので)良心が痛むこともあります。一方で、出血があったときなんかは「お願い、死なないで」と本気で念じている自分もいます。 主人は子供にしてあげることを色々計画して、楽しそうです。血が繋がらないからせめて名前には私の字を一文字入れたい、とも言ってます。こんな主人をみていると私も嬉しくなってしまい、やっぱりいい選択だったのかな、と。 とまあ色々なことを考えてしまいますが、縁あって親子になる命を精一杯愛していきたいと思います。「これが正解」なんて結論は一生考えても出ないでしょうけれど、NONさんにとっても良い選択がみつかることを願っています。 | |||
>>> 応援します。 | sachi
-- 2005/02/12.. | ||
アメリカ在住です。卵子提供で出産した人が、まわりにいないので情報がわかりませんが以前テレビで卵子提供で出産というものをみせていました。インターネットでこの人、ってかんじで結構簡単にしていました。卵子提供される方はお金のためというより命の提供といったボランテイァ精神の方が多かったようです。精子提供とちがってホルモン剤とか使って体に負担もかけることのようですし。 大学にいっていたときに大学の新聞の広告で卵子提供求むみたいな広告もみたことがあります。日本からの治療ですと健康保険が使えないのでものすごい高い治療費になってしまうのかなと心配ですがそのへんは日本のエージェンシーにお問い合わせになったほうがいいのではないでしょうか。 43歳ということですので子宮はお元気と思います。 怖がらせるつもりはないのですが女性はいつ女性特有の病気になるかはわかりません。気持ちが前向きなら早い行動をされたほうがいいのではないでしょうか。ご成功お祈りしています。 日本にお住まいでしたらアジア人の卵子提供があるといいですね。 | |||
>>> 気後れしないで下さい。 | Ringo
-- 2005/02/12.. | ||
NONさん、私はアメリカで治療中の42歳です。 何も気後れされることないと思いますよ。 アメリカでされるつもりですか。 ご主人のためにという勇気ある決断だと思います。 私はまだ知っている人はいませんが、アメリカではエッグドナーをされる人は多いようですよ。 ちゃんとどこのクリニックでもその統計が出ています。 ドナーと顔を合わせることはないようですし、アメリカでは出産後に赤ちゃんの誕生証明証を取りますが、それにももちろん載りません。 お母さんは産んだ人です。 NONさんが最初からご自分の子宮で育てて、産まれてくるんですし、精子はご主人のものですものね。 NONさんとご主人がよく相談された結果なら、産まれてきたらその子もちゃんと幸せに育っていけると思います。 私自身は今はまだ自分の卵でトライ中です。 1人、娘を自然妊娠、出産しており、私自身どこにも問題はなく、まだホルモンレベルも良いとのことなのでIVFはこれでおしまいにしますが、もし駄目でも自然トライしていこうと思っています。 でもどうしてもできなかったらエッグドナーはすると思います。 | |||