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高齢者に対する大量FSH投与について マヨ  -- 2004/11/26 ..
始めまして、アメリカ在住、40歳のマヨと申します。

今年1月に左卵巣の70%を摘出、5月にロングプロトコールで初めてIVFを試みたのですがキャンセルになり、9月、10月に生理3日目のFSHを測定したところ15に上昇してしまっていました。
アメリカでは自然周期のIVFという選択はなく、近いうちに超大量のFSHによる刺激でのIVFを予定していますが、それでも妊娠の可能性は1−3%と言われています。採卵できそうなのが5個以上ないとキャンセルですし、医者も始めから諦めモードです。

私はたとえ低くても可能性があるのならトライしたいと思うのですが、大量のFSH投与が今後の妊娠の可能性にどのような影響を与えるのかが気がかりです。アメリカの医者は高齢者に対するFSH大量投与が副作用をもたらすとは考えていません。でも日本では大量のFSH投与を行うとその後の卵巣機能が低下し、今後の妊娠の可能性を低下させるという考え方があることを知りました。

そこで質問なのですが、1−3回でも大量投与を行うと良くないのでしょうか?大量のFSH投与がその後の妊娠の可能性を低下させるという考え方をしているのはごく一部の病院だけなのでしょうか?それとも日本の不妊治療全体がその方向に動いているのでしょうか?皆さんはこの考え方を支持されますか?

どうもアメリカと日本では治療方針に差があるみたいで、一体どう考えてよいのかわからなくて焦っています。
皆さんがお持ちの情報あるいはご意見を是非教えてください。
どうかよろしくお願いします。


ありがとうございました   マヨ
アメリカと日本の治療方針の差   I got to be me
あくまでも私の場合ですが   おりゅう
情報ありがとうございます   マヨ
マヨさん、私もアメリカ在住でIVFをしています。   せり
私の考えですが   おりゅう




 

   >>> ありがとうございました マヨ   -- 2004/11/26..
 
お礼が遅くなってすみません。
他に心配事が増えてしまい(仕事と母の健康と)しばらく遠ざかっていました。

I got to be me さん
的確なアドバイスありがとうございます。先日、ドクターと面会し詳しく話してきました。卵胞10mm以上が5個あることが採卵の方針です。なんとかチャンスがあるのではないかと腹をくくり、アメリカで治療を受けることにしました。超大量FSH投与になってしまいますが、説明には一応納得できたし、どの方法が最適なのかは誰にもわからないことで、思い切って選ぶしかないですよね。

おりゅうさん
個人的な情報を教えていただきありがとうございました。とても参考になりました。私はアメリカの方法で今回はトライしてみますが、自分の体に合わないと感じたら日本に一時帰国することも頭の片隅に置いておこうと思います。

みなさんに早くコウノトリが来ますように...
 





   >>> アメリカと日本の治療方針の差 I got to be me   -- 2004/11/12..
 
体外受精以外でも治療の仕方の違いは様々なところにあると思いますが、違うからといってどちらが正しいと言うより、どちらにも利点・欠点があると考えたほうがいいとおもいます。

先ずアメリカでの体外受精は日本の場合の4-5倍の費用がかかりますから、身体に負担がかからない自然周期で、もしやってくれる医師がいたとしても、確率は低いし、何度も出来るのが利点にはならず、莫大な費用がかかってしまうことになってしまうと思います。特に高齢の場合は、時間との競争と言うこともあるので、刺激周期で3つ卵子が取れればその回には少なくとも1個の卵子の3倍の可能性があると言う統計的な考えがアメリカの方針でしょう。

あと、ショート法ですが、ロング法で反応が悪い場合に行われるのが一般的ですが、私の場合(アメリカ在住)年齢のせいだと思いますが(43歳)いきなりショート法でした。それでも取れたのは卵子二個でした。ただ一応卵胞は5−6つぐらい大きくなっていたようです。マヨさんのロング法の時のキャンセルは薬に反応しなかった為だったのでしょうか?それとも反応はしたけれどそれでも数が少なかったからでしょうか?多分前者のような気がするのですが、そうだとすればショート法で反応するかもしれないですし、必ずキャンセルになるとは限らないと思いますよ。医師に「1-4個しか取れなくてもやりたいのだけれど」と聞いてみてはどうでしょう?キャンセルにならなければ治療費が取れるのだから、納得の上ならやってくれそうな気がするのですがどうでしょう?

日本で何度も自然周期で治療を受けるオプションがあるのならそれもいいと思いますが、FSHの大量投与をしてもしなくても年齢が上がると自然にFSHの数値は上がっていってしまいますし、原始卵胞数も減っていってしまいます。FSHの大量投与について異論があるということは、個人差が大きく、ホルモン値などの数字もあくまで目安にしかならない不妊治療ですから、実際のところその後の治療の効果が下がると言うのはFSHの投与のせいなのかそれだけではなく加齢のせいなのか統計的に証明出来ないということではないかなと思います。せりさんが仰っているように、私が投与している時にFSHの薬添付の使用説明書を読みましたら、やはり統計的には1度目より2度目、3度目の方がわずかですが若干反応が良いと言う数字が出ていましたよ。

あと、身体の負担は無いとは言えませんが、2ヶ月あけると言うのは失敗後の精神的な回復と言う意味あいのほうが大きいと何処かで聞いたことがあります。FSHの反応もそうですが、全てとても個人差が大きいことですので、体力・コンディション的に大丈夫であれば1ヶ月あければ良い人もいて不思議ではないように思います。よく医師と相談の上決めたほうが言いと思います。費用はかかりますが、体外受精1回の合計額に比べれば何十分の一ですから、カウンセリングとして一度質問事項を全てまとめてOffice Visitをされて納得するまで医師に聞かれてはどうでしょう?


 





   >>> あくまでも私の場合ですが おりゅう   -- 2004/11/11..
 
刺激周期では私には卵巣に負担かかったようで、刺激周期(毎回間に2ヶ月空ける)を続けていくとだんだん卵の質が落ち、最後は卵すら出来なくなってしまいました。その後半自然周期で半年間トライするも採卵出来なかったり、採卵しても卵無かったり受精しなかったりと散々でした。それでその後半年休んで、最後の刺激周期から1年後に治療再開し、半自然周期で毎回ET(3日目8分割戻し)出来るようになりました。ここ3回は胚盤胞トライで桑実胚でストップしET出来ていませんが、・・・
だから私が思うには、刺激周期が私にはダメージが大きすぎ回復に長い期間かかったようです。
刺激周期で卵が1個しか出来なかった時キャンセルになったこともあります。が希望して採卵しても刺激での1個のみは全て質が悪くET出来ませんでした。(半自然周期での1個はET出来ています。)
複数個の卵胞は自然では徐々に数が減っていき最後に1個だけが残り排卵するそうです。それを防ぐために刺激して複数個育てるそうです。数は後から増える(初めエコーで確認出来まかった卵が後で見えるようになっただけかも?)ことも私はありましたが、後からの分は成長が遅れる為採卵時は未熟卵の事が多かったです。
しかし以上は私の場合で、人によっては高齢でも刺激周期で毎回良質の卵が沢山出来る方もいらっしゃるようです。羨ましい限りです。

 





   >>> 情報ありがとうございます マヨ   -- 2004/11/10..
 
情報ありがとうございます。

おりゅうさん
詳しい治療成績を教えてくださってありがとうございました。
半自然周期で50%以上ETできたなんてすごいですね!
もし差し支えなかったら教えていただきたいのですが、刺激周期でETに至らなかったのは卵の質が問題だったのでしょうか?
それとも刺激周期の場合には日本でも何個か以上卵を採取できる見込みがないとキャンセルになってしまうのでしょうか?
私もFSHを大量に使ってもできる卵の数にあまり変わりがないのなら半自然の方がいいのではないかと思っているのですが、私の場合、FSH使用によって卵の数が増えるのかどうかがわかりません。もっとも生理3日目のFSHの値や超音波による原始卵胞の数(5個)からすると刺激しても少なそうなのですが...(E2、LHは全く問題ありません)
ただ、私的・公的な都合上できたらアメリカで治療できるのがベストなのです。ただここで刺激周期でトライすることが将来の可能性を摘んでしまわないかと心配なのです。

せりさん
1ヶ月の間隔でできるとは知りませんでした。いろいろ勉強になりました。ありがとうございます。
”FSHを使って1度にできるだけたくさんの卵を作って、1回の妊娠率を上げるという方法”には私も基本的に賛同します。ただ問題は私の場合、FSHを使ってもたくさん卵ができないのではないかと言うことです。それに私の行っている所では5個以上採卵できそうにないとキャンセルになります。このような制限はアメリカでは一般的なのでしょうか?せりさんの病院はいかがですか?もしよろしければ教えてください。

それから、ご存知の方がいらしたら教えてください。
生理3日目に見えている原始卵胞の数は最大の採卵数なのでしょうか?例えば私の場合、非刺激の状態で3日目の原始卵胞数は5個程度です。刺激を行えば5個より多く取れる可能性があるのでしょうか?それとも刺激しても最大で5個しか取れないのでしょうか?ご存知の方、教えてください!


 





   >>> マヨさん、私もアメリカ在住でIVFをしています。 せり   -- 2004/11/08..
 
大量のFSH注射のその後への影響について私も気になって以前調べましたが、世界的にFSH注射での誘発はスタンダードで、日本でもそうです。自然周期でのIVFは以前FSHがつくれなかった時代に行われていた方法で、採卵数も少なく妊娠率も低いものでした。その後FSHが使えるようになって、採卵数、妊娠率とも上がっています。日本のごく一部の病院では自然周期のIVFが行われていて、それが良いと信じる人たちがいるようですが、妊娠率はやはり低く、20回30回と続けている人もいるということです。

私としてはスタンダードにFSHを使って1度にできるだけたくさんの卵を作って、1回の妊娠率を上げるという方法に賛同できるので、その方法をとっています。FSHの誘発の後は1ヶ月あけると次の誘発ができます。私の場合特に副作用は出ていません。前回の誘発の影響が残っている間の方が、誘発が良く効くという考え方もあるくらいです。
 





   >>> 私の考えですが おりゅう   -- 2004/11/08..
 
大量かどうかわかりませんが、私の場合は刺激周期(ヒュメゴンorフェルチノーム注射)と、半自然周期(クロミッド内服+注射、またはクロミッド内服のみ)と、全くの自然周期といろいろ試してきました。トータル採卵は10回以上。
結果はETに至ったのは刺激周期では20ー30%以下、半自然周期では50%以上、全くの自然周期では10%以下でした。
私は高齢で早発排卵があり、全くの自然周期はLHサージが早く生じてしまい卵の質が落ちる場合や、採卵前に排卵してしまうようです。
マヨさんとは状況が違うかと思いますが、高齢で卵巣機能が低下気味の方は大量のFSHを投与してもあまり卵は出来にくく、逆に卵巣に負担をかけてしまうかと思います。それに大量投与すれば、後2−3ヶ月は空けないといけませんからもったいないように思えます。
生理2−3日目のFSH(出来ればE2・LHも)を測定し、値が良ければその時考えてもいいかとも思います。