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親の闘病について きよろ  -- 2005/02/28 ..
 6月末に出産を控えています。38歳でようやく母になれそうです。自然妊娠でしたが、望んでもなかなかできない時期に、このサイトでどんなに勇気付けられてきたかわかりません。感謝しています。
 さて、先日、父が胃がんであることがわかり、開けてみたらすでにほかの臓器に転移していたそうで、今後抗がん剤の治療になるそうです。私は悲しい気持ちで眠れなくなってしまいました。やっと孫の顔を見せてあげられるし、皆でピクニックに行くのを楽しみにしていたのです。今日も会社を休んでしまいました。妊娠中に、こんなにめげると、お腹の赤ちゃんに悪いのでしょうね。同じような経験の方、いらっしゃいますか。
 何とか気持ちを切り替えようとしているのですが、つい涙が出てきてしまいます。


今を大切に…   みのり
Sakanaさん、わんさん、ありがとうございます。   きよろ
私も…   Sakana
お辛いですよね・・・   わん。




 

   >>> 今を大切に… みのり   -- 2005/02/28..
 
2才7ヶ月の男の子がいます。私は妊娠前に医師に呼ばれ、実母がガンで余命1年と宣告されました。その1年前にも実母の母、私の祖母をガンで亡くしたばかりでした。その中で、母をおばあちゃんにしてあげたいという願いから、妊娠しました。余命より半年長く生きることができた母は、おばあちゃんになって、亡くなりました。私の妹のお腹の新しい命も知る事ができました。在宅看護を選んだ母に、妊婦での看護でした。できる限り精一杯の事をしました。
今、自分が母になって、子どもの成長を見せてあげれない事は、確かに悲しいです。近所のお家に、実家のお母さんが来ているのを見ると、羨ましくもなります。でも母は、いつも大きな愛で
私たちを空から見守っていてくれると、私は感じています。
宣告された今は辛いかもしれません。思いっきり泣いて下さい。でも、お父さんと過ごせる今を、毎日を大切にして下さい。お腹の赤ちゃんとお父さんが生きているこの時間を大切に生きて下さい。
 





   >>> Sakanaさん、わんさん、ありがとうございます。 きよろ   -- 2005/02/27..
 
 お二人とも、あたたかいお言葉をありがとうございます。あのメールを書いた日に、会社を休んで、思いっきり泣きました。お腹の子供にはとても申し訳なかったけれど、Sakanaさんが書いてくださったように、自分の中で育っていく命と弱りつつある命の間で、とても混乱していました。時間がすぎるのが今まではうれしいだけだったのに、父の病気を知ってからは時間に止まってほしいとおもったりしました。でも、できるだけのことをしてあげるしかないんだと今は思います。
 父が退院できた時を考えて、料理の本を買ってきたり、「がんと心のケア」という本を借りてきて読んでみたりして、父を支え、自分も一緒に戦わなくてはいけないと少しは思えるようになりました。また、母のことも支えてあげなくてはいけないと思います。3月になったら会いに行ってきます。この子の存在が、たとえまだ生まれていなくても、父に勇気を与えてくれるように、心から願っています。また、私も無事に出産できるように最善を尽くしたいと思います。つらい御体験にもかかわらず、励ましてくださったお二人に心から感謝申し上げます。
 親とはいつかは別れなくてはいけないものですが、きっと天国で見守っていてくれますよね。
 





   >>> 私も… Sakana   -- 2005/02/26..
 
はじめまして。
きょろさんのお気持ち、お察し致します。
私は39歳で娘を出産しました。孫の誕生を楽しみにしていた父は、孫が生まれるちょうど1週間前に他界し、子供の顔を見ることはありませんでした。私は外国に住んでいて、父の病状が悪化したときにはすでに臨月で飛行機に乗れず、最期の看病もお葬式にも出席できませんでした。

父の闘病中はとてもつらかったです。お腹の中で育っていく命と、消え行く命、ふたつを見るのは複雑な思いでした。でも、お腹の中の子にストレスはかけまい、無事に丈夫な子を産むことが父に対するいちばんの看病なのだと、明るく過ごそうと努力していました。

父はたぶん、私の笑顔を喜んでくれていたのだと思います。つらい抗がん剤治療の中で、父も母も「おまえの笑顔と、生れてくる赤ちゃんが希望だよ」と言ってくれました。

うまく書けませんが、きよろさん、お父様に元気な赤ちゃんを見せてあげられますよう、心からお祈りしています。
 





   >>> お辛いですよね・・・ わん。   -- 2005/02/24..
 
きよろさん、とてもお辛い気持ちをお察しします。
でもこれからは少しでもお父様の支えになってやってくださいね。
私は父に妊娠報告もできなかったんです。。
 私の父は、昨年夏、急に倒れ入院してたったの3週間で他界いたしました。何もしてあげることができませんでした。
37才で初期流産をし、そのことは両親には心配するだろうから伏せておきました。そして父には結局、赤ちゃんができたよとの報告も出来ずじまいです。
どんなに初孫の誕生を待ち望んでいたことでしょう。なのに、私は孫を抱かせてやるどころか、妊娠報告も出来なかったことが、申し訳なくあの時流産しなければ、顔を見せてやれたのに・・・と今でも無念で心苦しくなります。
入院中、人工呼吸器をつけて眠り続けている父に、母は、「妊娠したんだって」って、ウソを話かけました。そしたら、父はその一瞬目をぱちくりさせて私をじっと見つめました。その後また眠りに入ったのですが、母の言葉がよっぽど嬉しかったのでしょう。今でのその時の光景は目に焼きついています。
 きよろさんのお父様もきっときっと赤ちゃんが誕生するということをとても喜んでおられると思います。だからきよろさんも毎日を大事にして、6月に無事にご出産することがお父様にとって一番何よりではないかと思います。
お腹に気をつけながら、一度思い切り泣いてみてはいかがでしょうか?そしてその後はもう振り返らない。ご家族の方と心をひとつにして、ピクニックに行けることを信じて、きつい治療をされるお父様に笑顔で励ましてあげてくださいね。きよろさんまで悲しみで体調が悪くなったらお父様が心配されますよ。
 そして、お父様にかわいい赤ちゃんの顔を見せてあげてくださいね。