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切迫流産の治療法に疑問? もずく  -- 2004/01/14 ..
初めて投稿いたします。いつもこのサイトを見て、勇気付けられ、不妊治療を続けてきました。一年前9週で繋留流産をし、やっと妊娠することが出来ました。現在39歳です。現在6週になったの所ですが、妊娠が発覚した後すぐから少量の出血があり病院に行ったところ、切迫流産と診断されました。そのときHCGの注射と張り止め、止血剤を処方されました。色々調べてみるとHCGの投与は流産予防の適用が無い(アメリカ、ヨーロッパ)、また胎児の生殖器の奇形の危険性があるとの見聞を読み、少し不安になっています。実は前回の時も4週から7週まで毎週HCGを投与され、そのときは高齢のためホルモンの補充と言うことだったのですが、今回もHCGの投与を続ける事に不安と疑問を感じております。高齢だとHCGの投与は必要なのでしょうか?また安全性についてご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ご意見をお願いいたします。日々また流産してしまうんではないかと不安をかかえ過ごしているので、少しでも不安を取り除くことが出来ればと思い投稿しました。


さくらさん、shizukuさん ありがとうございます   もずく
私も切迫流産でした   ムッティー
必要だから使うのでは?   さくら
hCGについて   shizuku




 

   >>> さくらさん、shizukuさん ありがとうございます もずく   -- 2004/01/14..
 
早々のお返事ありがとうございます。少し気が楽になりました。不安は皆同じように感じる事だとは解っているつもりですが、やはり自分だけなんか不幸なような気がしてしまいます。前回の流産の時の悲しみからなかなか抜け出せず、やっと出来た喜びはつかの間で、不安の方が先行してしまい、正直病院の先生にも不信感を抱いてしまい、、ついこのサイトに書きこんでしまいました。でもさくらさんやshizukuさんからの投稿を読ませていただき大分気分が楽になりました。本当に感謝しております。まだ6wで心拍も確認できませんでした。次の検診まで、また不安な日々を過ごさなくてはなりませんが、病院の先生を信じて、あまりネガティブにならないよう気持ちをもっていくつもりです。次は皆さんに良い報告が出来れば幸いです。もずく
 





   >>> 私も切迫流産でした ムッティー   -- 2004/01/14..
 
妊娠初期に茶色のおりものがあったのですが、ごく少量で、しかも毎日ではなかったので気にしていませんでした。
でも病院では「流産の危険がある」と言われ、黄体ホルモン注射を週に一回、張り止め(ダクチル錠)を毎日服用していました。
それを妊娠12週目くらいまで続けたと思います。
初期に出血があった妹の場合は、何も処方されず、ただ「安静にしてください」と言われたそうです。(私とは違う病院でした)
年齢のせいでしょうか?当時妹は30代前半、私の場合は43歳で初産になりますから。。。

初期は毎週病院に行き、流産したらどうしよう、と不安な毎日でしたが、安定期に入り(まもなく19週目)今のところ順調です。

現代社会は情報過多ゆえに悩みも増えますよね。
特に最近では医療ミスが頻繁に取りざたされていますし。。。
どうしても気になるのでしたら、病院を変えてみたらいかがですか?
私は不妊治療の経験もないし自然妊娠ですが、妊娠後すでに4人もの産婦人科医に診てもらいました。
出産はドイツでするので、その数はもっと増えます。。。
 





   >>> 必要だから使うのでは? さくら   -- 2004/01/13..
 
HCGは妊娠すると赤ちゃんが自ら出すホルモンです。
不妊治療なので妊娠した場合は特に毎日のようにHCGの
注射をするのは常識的なことですのであまり心配しなくても
良いのではと思いますよ。
私は海外で治療をしていましたが、陽性反応が出たときは
これから毎日HCGを注射するとドクターに言われました。
残念ながら育ちませんでしたが。
 





   >>> hCGについて shizuku   -- 2004/01/13..
 
もずくさん、はじめまして。shizukuといいます。

>色々調べてみるとHCGの投与は流産予防の適用が無い(アメリカ、ヨーロッパ)、また胎児の生殖器の奇形の危険性があるとの見聞を読み、少し不安になっています。

流産する原因の一部に「月経黄体−妊娠黄体−胎盤への過程がスムーズにいかない場合」というのがあります。こういう場合のみ、hCGを投与すれば黄体を刺激して分泌を盛んにしますから、流産を回避できることもあると思います。
また「高齢だからhCGが必要なのか?」という疑問のお答えになるかどうか分かりませんが、確かに高齢になると黄体機能も弱くなる傾向にはあると思います。
ただ、妊娠初期の流産の多くは受精卵の染色体異常が原因ですから、これだと何の薬を使ったとしても流産を止めることは不可能ですよね。
また10週目くらいから後の流産、早・死産は、妊娠黄体の役割はすでに終えているために、いくらhCGを投与したところで無意味です。
そういう意味で、日本での「切迫流産の治療と言えばHCG!」というのは、ナンセンスだとも言えますが、では妊婦さんが切迫流産と診断された時、医師がもし「お家で安静にしていなさい」とだけ言って何もしなかったら不安ではありませんか?安静さえも、あまり意味がない場合が多いのですが。
恐らくhCG投与にはあまり意味がないと知りつつ、日本人的な配慮から投薬している医師が殆どだと思います。
私はこれまで2度流産していますが、主治医は2度とも「意味がない」と言い切って何の処置もされませんでした。そういう医師もいるにはいます。

次に催奇形性の問題ですが、これは私は聞いたことがありません。
hCGは着床と同時に分泌されはじめ10週頃ピークになります。絨毛から分泌されると言うことは、赤ちゃん自身が作っているということですよね。ピークには500,000単位以上にもなります。そこに外から数千単位のhCGを足したとして、どういう弊害が考えられるでしょう?またhCG注射は化学的に合成されたものではなく、ヒトの妊婦さんの尿を精製して作られていることからも、催奇形性に関しては大丈夫だろうと思うんですが。

催奇形性に関してもう一つ。
同じく流産予防や黄体機能不全の治療に、hCGと似た使われ方をする黄体ホルモン剤の中には、アンドロゲン作用を持つものがあります。それを長期に大量に使用すると女児の性器が男性化する「恐れがある」ことは良く知られています。が、実際にそう言った報告は殆どないに等しいとか。
実験と臨床では結果に開きがあるのは不思議ではないですが、やはり長期に大量に使用することは安全性が確立している他のお薬に対しても避けるべきだと思います。

すみません、話がhCGから逸れてしまいましたが...もずくさんの不安なお気持ちは良くわかります。
私も「また流産したら...」と思うと次に妊娠するのが正直怖いです。でも、そればかりでは先に進めないですね。
今度こそ元気な赤ちゃんが生まれてきますように。頑張ってください。