血清マーカー検査を受けるのやめました。 | さくら -- 2003/10/12 .. | ||
初めて投稿します、さくらです。長文ですがおつきあい下さい。 現在38歳、2回目の妊娠で14Wに入りました。 そもそもこのサイトを見つけたのは、羊水検査を含め、出生前診断を受けるべきか、否かを悩んでいたためです。 私は、今年春に一回り以上歳年下の男性と結婚しました。それまで働いていましたが、不器用な自分の性格を考え子供が欲しかったのもあり、仕事を辞め主婦業に専念しています。 実は、結婚式の2ヶ月前に妊娠がわかったのですが、6週で流産しました。夫の両親に明日言おうと考えていた矢先。がっかりさせずに済み、なんて親孝行な子なんだろうと逆に不憫に思いました。 自分が流産するなんて、思ってもみなかった甘い私でしたが、このサイトやいろいろな本を読んで妊娠の厳しい現実を知りました。 そして2回目の妊娠。待ちに待った妊娠でしたが、12週ぐらいまでは、流産が不安で不安で、1日に何度もトイレにいって確認しました。今でも流産した時の出血の記憶がフラッシュバックします。 祈るようにカレンダーに印をつけ、やっと4ヶ月に入りましたが 今度は出生前診断をうけるべきか、否かという新しい悩みに直面しました。結婚の際、私の年の事で、最初は夫の両親にも反対されましたが、今は理解していただいています。がこれでもしも障害を持った子が生まれたら、それみたことかと言われるのではないか。 若い夫に、しなくてもいい苦労をさせる事になるのではないか、 超年上女房ならではの悩みは尽きません。でもこのころになれば、中絶は掻爬ではなく、人工的に出産になる事、その後の手続きは、 胎児とはいえ、成人の場合となんらかわらない事の意味。それを考 るとやはり中絶は考えられない。でもでも・・。逃げ道として一旦は、血清マーカー検査を受け、数字は高ければ羊水検査を受けようと考えましたが、色々な情報を知るにつれ、本人が考えているよりだいたい高い数字がでて、結局は羊水検査を受ける事になる事や 不確実性から、実施していない病院もあると聞き、気持ちが揺れました。検査を受けられる15週までになにか自分の中で、決断出来るきっかけを見つけられないか、もがく毎日でした。 ネットや本で障害の事を調べたり、友人や夫と相談したり。夫はずっと悩むなら私の為によくないから、検査を受けたらと言います。 もし厳しい結果になったらその時考えようと。でもそういう事も考えた上で結婚したのだから、受け入れる覚悟はできていると・・。 そして最終判断は私に任せると。 そして、きっかけはあっけなくやってきました。 夫が寝たあと、連日の様に深夜までPCに向かって、泣いたり、ため息をついていた私を心配した夫が、妊娠の事を積極的に夫の職場の上司や先輩に報告しだしたのです。 前回の事もありまだ安定期ではないから、 これからの事も決まってないから、と報告を渋る私を理解してぎりぎりまで待っていてくれたのですが、 先日、今度は職場関係の先輩達とのプライベートな飲み会に、私を連れ出してくれました。行くのを散々渋った私でした が、行ってみると久しぶりの華やかで楽しい席、妊娠初期でずっと 家にいた私には、とてもいい気分転換になりました。そして妊娠の報告。当然皆さんとても喜んでくれ、最近長男が生まれた先輩の話やら、子育て中の先輩の苦労話やらで盛り上がりました。 その中で、今まで流産の事もあり、情報量が増えるにつれ、高齢出産のリスクばかりに目がいっていた自分に、気づきました。本来妊娠は幸せに恵まれたおめでたい事なのに、そんな単純な事をいつのまにか忘れていたのです。 流産の後、あんなに次の妊娠を待ち望んでいたはずなのに・・。 なんて私は自分勝手なんだろう。この子を信じ自然にまかせよう、それでなにかあっても、それがこの子の運命と思って受け入れよう。それが妊娠するって事なんだからと決心しました。 それに、変な話、もうここまでお披露目してしまったら、後には引けません。 夫がそこまで考えてこの強行手段に訴えたかどうか、わかりませんが、検査を受けない事を決めたと言ったら、ふ〜んとポーカーフェイスを決めこんでいました。 世の中には、色々な事情を抱えたご夫婦がいます。 だから、検査を受ける受けないはそれぞれの考えでいいと思います。でも私達夫婦はこう決断しました。きっかけは単純でも、そこにたどり着けたのは、とことん悩んだからです。その際お世話になったこのサイトで、同じ様に悩んでいる方に少しでも お役にたてるといいと思い投稿しました。 大いに悩んでください。それぐらい重大な決断ですから・・。 身を削って悩んだ後の選択なら、後悔しないと思います。 |
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出生前検査 Alice | |||
考えてしまいました。 らいあ | |||
掲載された事でより決心がつきました。 さくら | |||
私も年上妻です 北国 | |||
わかります。 sachi | |||
私もそうだった・・・ NFU | |||
私も38才、お互い頑張りましょう。 のりろった | |||
>>> 出生前検査 | Alice
-- 2003/10/12.. | ||
そうなんですよね、35歳以上の妊娠だと、一番最初の流産の危険がなくなった後、皆さんこの問題に突き当たるようです。私も3年前に一度流産し、今年12月に出産予定の39歳です。うちの場合も私がネットで情報を集めまくり、夜中まで情報を見ては心配する・・という状態が続いてました。40歳前後で出産した友人に「クアトロテスト受けた?」と聞き、情報を集めたり・・。検査を受けるか受けないかは個人の選択ですが、難しい問題の割りには、病院からの妊婦への情報が少なすぎると思います。 うちの主人は他の方の御主人のように「どんな子でも受け入れよう」とは言ってくれなかったのですが(笑)、障害を持って生まれたら、それはその時!くよくよしてる方がよっぽど身体に悪い。検査結果悪かったら中絶するの?やっとできた授かりものだから生んでくれ。」とその言葉で検査を思いとどまりました。それでも検査ができなくなると言われている週数に達するまではクヨクヨ悩んでいたのです。でも、羊水検査したとしても分かる障害はほんの一部。生まれる前からこんなに心配するのは胎教にも良くなかったかもしれません。でも、生まれるまではやっぱり心配・・というのも本音です。 さくらさんの御主人の優しさには脱帽!とっても優しい御主人じゃあないですかあ〜。さくらさんの投稿を読んでて、御主人の人柄がしのばれました。せっかく授かったんですから、お互い頑張って元気な赤ちゃんを出産しましょう。 | |||
>>> 考えてしまいました。 | らいあ
-- 2003/10/11.. | ||
こんにちわ、さくらさん。35歳で2児の母です。 さくらさんの出生前診断についての悩み、ご夫婦で出された 決断等読ませていただきました。 もう一人産みたいなーと思っているところなので、妊娠 すればこういう問題もでてくるものなんだ、と 考えさせられました。 私だったら・・・。検査は断るでしょう。産まれてくる子が どういう状態でも家族なんですから暖かく迎えてあげたい です。 何も問題なく産まれてきてもいろんなことが起こります。 私の二人の子供は3歳と1歳ですが、アレルギー持ちで 毎週のように病院です。 産む前にはアレルギーなんて考えていませんでした。 今は上手に付き合っていけるようになりましたけど・・・。 さくらさんとご主人様はきっちりタッグをくんでおられますので 赤ちゃんは安心ですね! お体を大切にお過ごしくださいませ。 | |||
>>> 掲載された事でより決心がつきました。 | さくら
-- 2003/10/11.. | ||
励ましのメールありがとうございました。 社会では、それなりにしっかり頑張って来たつもりの私でしたが、 今回の事で、母親としては、度胸のすわらない弱虫の自分を発見したのもいい経験でした。こうやって母は強くなっていくのですね。 これから出産を迎えられる皆様、どうぞ無事に赤ちゃんをその手に抱けますよう、心よりお祈りいたします。 | |||
>>> 私も年上妻です | 北国
-- 2003/10/10.. | ||
はじめまして。 私も10歳年下の男性と35歳で結婚し、昨年長男を出産した37歳で、さくらさん同様、多少なりとも出生前診断を考え悩んだ者です。 私の場合も、出生前検査については主人の方が反対で受けませんでした。主人いわくどんな子供でも自分達の子供にはかわりない、万が一何らかの障害を持った子供を授かった場合には夫婦で力を合わせて育てていけばいいだけだと。 私の年齢が原因で障害を持った子供が生まれる心配をするなら馬鹿げている、そういう子供を授かる人はたとえ若くても授かるのだか余計な心配はするな、と言われました。 ただ、私が心配し過ぎて精神的に辛いなら「心の準備」をする機会として検査を受けてもいいと。 結果、、胎動を感じだすとお腹の子供への愛おしさが増し、どんな子供でも受け入れようと私も度胸が据り、検査は受けずに出産しました。 年下の男性と結婚すると何かと不安になったり、自分の年齢に引け目を感じてしまったりすると思いますが、多分男性の方は結婚を決めた時点でそれなりに覚悟をしていると思いますし、若いからこそ頑張りがきいて支えになってもらえるという事もあると思います。 年上妻として、また高齢ママとしてお互いに頑張りましょう。 ご安産をお祈りしています。 | |||
>>> わかります。 | sachi
-- 2003/10/09.. | ||
さくらさん、御懐妊おめでとうございます。 私も初期流産を経験し、今回は妊娠29週になりました。 私も安定期が過ぎるまでは不安で不安で妊娠を喜ぶ気持ちを忘れていました。 やっと安定期・・・かと思うと羊水検査のことで私もものすごく悩みました。うちはさくらさんとは反対で一回り以上年が上の主人です。 私もさくらさんよりは年上なので彼は孫もいるんですよ。 そんな彼に障害のある子を産んで苦労させるのは・・・と悩みましたが彼からもどんな子供でも受け入れようといわれました。 私の場合は血液検査を受けるつもりだったのですがその結果後もし確立がおもわしくなくって羊水検査を受ける場合検査の予約がおそくなってしまうのでは、と思いましたし精神的に出産まで悩むよりは検査をしてみようと、検査しました。 さくらさんの検査しないという選択はとてもご立派だと思います。 私もここまでおなかが大きくなると障害があってもいいから無事に生まれて欲しいと思えるようになりました。 なぜ、検査を受けるのか、結果がよくなかったら中絶するのか、といろんな議論をよびますが無痛分娩にしてもウルトラサウンドにしても昔の妊婦さんにはなかった検査です。なかったほうがいいという考え方もありますが私は医学の進歩を享受できるならそれでいいかなと思いました。 検査を受けてからも不安はつきませんが友人にも喜んでもらって幸せな妊婦生活をしています。 さくらさんも体調に気をつけて楽しい妊婦生活を送られますように。 | |||
>>> 私もそうだった・・・ | NFU
-- 2003/10/09.. | ||
私も流産の後の妊娠でした。 妊娠の喜びもつかの間、安静期をベッドでひたすら過ごしながら、もし障害をもって産まれたらと考え、不安だったことを思い出しました。 でも私が不安だったら、お腹の子が喜んで産まれて来てくれないんじゃないか、 流産するよりは、障害があろうがなかろうが、とにかく産まれてきてほしい、流産しないことが自分にとっては大事なんだと思うと、 すっと不安が消えました。 羊水検査を受けることは全く考えませんでした。 ただ産まれてきてくれればいいとだけ願って。 産むまで流産の危機と闘いながら、お腹の子をはらはら、どきどき、守るのに懸命でした。 ときに「おかあ〜ちゃん、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」と言わんばかりに中でお腹を蹴る赤ちゃん。励まされたようで、涙が出ました。 障害はなかったけれど、一回り小さく産まれた我が子。 でも無事産まれて本当に良かった。 | |||
>>> 私も38才、お互い頑張りましょう。 | のりろった
-- 2003/10/09.. | ||
さくらさん、はじめまして。「のりろった」と申します。 12月に出産予定の30Wです。 私は不妊治療(顕微受精)で赤ちゃんを授かりましたが、8〜9Wで双子のうちの一人を流産しました。1週間の安静入院の後、「安定期」と言われる5ヶ月に入るまでは心配で心配で、毎日祈るような気持ちで過ごしてきました。勿論今でも、無事に生まれてくれるまでは、心配はつきませんが、胎動を感じられるようになると、赤ちゃんの存在感もひとしおと言ったところです。 私も、夫(5才年上)と相談して羊水検査は受けませんでした。と言うよりも、私は、何となく「高齢妊婦は全員羊水検査を受けるものだ」と思っていたのですが、夫は検査のリスクもさることながら、「どんな子供でも自分たちの子供なんだから、愛して育てていこう」という気持ちから反対されました。 それに、何と言っても私の通っている病院では、ドクターもナースも必要以上に妊婦の不安をあおったり脅かすような事は言いませんでした。羊水検査の件も特には勧められなかったので、私自身は「必要ない」と理解することにしました。 出生前診断はこのサイトでも賛否両論がありますし、診断結果に対してどういう決断をするかは人それぞれで、私には何も言えませんが、このサイトの赤ちゃんを望む人の所全てへコウノトリが来てくれることを願います。 | |||