「同じ仲間だから」について | たんぽぽ -- 2006/08/10 .. | ||
47歳のたんぽぽと申します。 先日「同じ仲間だから」というスレッドをたてましたが、誠実なご返信をたくさんいただいていたにもかかわらず、お返事が遅れてしまいました。 二日ほど留守にしていたのですが、帰宅後すぐに全ての方にお返事を書きました。 ところが、なかなか掲載されなかったので、表現に問題があるのかと思い、書き直しました。それを二度繰り返していて、掲載されるのが非常に遅くなってしまいました。 ご意見くださったみなさんには、心から感謝いたします。 お返事が送れて申し訳ございませんでした。 |
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命を助けてもらったから、 たんぽぽ | |||
>>> 命を助けてもらったから、 | たんぽぽ
-- 2006/08/10.. | ||
先日「同じ仲間だから」というスレッドをたてました。同じ「高齢」の仲間なのだから、基本的なルールを守っているかぎり、人の利用の仕方を制限するようなことはやめましょうという呼びかけのつもりでしたが、かなり多くの方のご意見をいただくことになりました。 そのスレッドに関しては、基本的には、批判された方がどういう方でも関係なく、一般論として申し上げました。 しかし、そのスレッドをたてた直接の原因として、未久さんに自分でブログをたてて、そこで仲間と交流してくださいとおっしゃった方がいらしたということがありました。 私は、なんとしても、未久さんに育児日記を続けてもらいたかったのです。今回のことに関しては、たしかに、そういう強い思いをもっていました。 なぜなのかというと、私は、「命を助けてもらった」と思っているからです。 もちろん、未久さんだけにというわけではありません。私にとって、未久さんはカリスマでもスターでもありません。同じ年齢のネット上の「友人」です。未久さんのスレッドに多くの返信があると、カリスマ未久さんの周囲に、彼女を崇拝するファンが群れているようにみえたかもしれません。しかし、わたしの感覚としては、未久さんは同窓会の幹事です。 聞いてみないとわかりませんが、そのあたりが、未久さんの実際の感覚であると、私は想像しています。 私は、47歳で、一人の子供もいません。家族の問題も抱えておりましたし、ここを最初に訪れたときは、44歳でした。不妊の苦しみはわかるつもりです。号泣し、絶叫し、物を壊し、夫に当り散らし、物を投げ、鬼のような形相で「セックスしろ」「私をどこまで不幸にするつもりだ」と怒鳴り散らしながら迫る女でした。 さまざまなストレスに生きる希望を失っていたといってよいくらいです。だからこそ、他の人の言葉から、同じような状況にある人のことはわかりますし、その気持ちに共感することもできます。 まず、祥子さんという方にいただいたレスで、本当に、心が救われました。その優しさに感動し、自分の愚かさに打ちひしがれました。どんな恥ずかしいことをし、どれほど優しい言葉をかけていただいたか、今、ここで語ることさえできません。私は、一生彼女に感謝しつづけます。 私のような人間に、彼女のようなことはできませんが、それでも、もし、一人の方のお力にでもなれればと思い、悩んでいらっしゃる方には返信をしてきました。いいかげんな気持ちで返信をしたことはありません。 祥子さんは、すぐにこの場を去られましたが、それから、ここのみなさんと交流させていただくことができました。未久さんの生き方にも、本当に励まされました。どんなに人に酷いことをされても、決して人を恨まない未久さん、感謝を忘れない未久さんの強さから学びました。わたしには、とても真似はできませんが、これからも学ばせてもらいたいと思っています。 未久さんの育児報告があると、多くの人がいっせいにレスをつけます。それを読みながら、他の方たちの近況を知ります。ミニ未久ちゃんの成長の様子に目を細めます。 そこで交流している人たちの言葉が、いかに軽いものであっても、どんなに内容のないものであっても、私たちが交わしていた言葉には、より深いものがあったと思います。 何度も流産された方に、そのことのお辛さなどいつまでも聞いたり、直接に慰めたりすることはできません。だからこそ、ちょっとした楽しいことを題材に、ふざけたような言葉を交わすのです。当人同士でなければわからない深い意味も含んでいるということをご理解いただければ幸いです。 ここをはじめて訪れたとき、私は、精神的に危機的状況にありました。今は、随分落ち着いたと思いますが、本当に子供が欲しいと願い続けた人間にとって、子供を授かることがないという事実は、重いものであり、今でも生きる希望を見出すことはできたとはいえません。 私たちは、そういう心を、互いに支えあってきました。未久さんがたてる楽しいスレッドに集まる、気楽でふざけたレスには、そのような意味が含まれていることも多々あるということ、それによって、日々生きていく力を回復することができた人間もいるということをご理解いただければ幸いです。 | |||