平均初婚年齢があがったこと、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことなどで、高齢出産のパーセンテージは年々高くなっています。ともするとリスクばかりが強調されがちですが、高齢出産でなければ得られない喜びやメリットもたくさんあるはず。
babycomでは、みなさまの声をもとに、今までとはちょっと角度を変えて、喜びや満足度にスポットをあて高齢出産をとらえてみたいと考えています。
高齢出産VOICEバックナンバー
私が妊娠したのは32歳で高齢ではありませんでしたが、羊水検査を受けました。
当時ドイツに住んでおり、年齢に関係なくこの検査を受ける事が出来ましたし、殆どのドイツ人の友人達もこの検査を受けていましたので、不安はありませんでした。
キリスト教が浸透しているヨーロッパでも当たり前のように行なわれているこの検査が、日本ではいまだに倫理にそむくかのごとく議論されているのが不思議です。障害者が受け入れられる社会を作ることは勿論大切ですし、私たちはそのために努力すべきです。しかし、健康な子供を産みたいと願うのは、親として自然の心理だと思います。
この検査を受ける事が障害児を否定する事にはつながりません。私自身、この検査をしたおかげで、安心して出産に望めましたし、健康な子供を授けられたからこそ、障害を持つ人々が住みやすい社会こそを我々が目指すべきなのだという気持ちが強くなりました。この検査を受けたい人にもう一度考え直してほしい、とおっしゃる方がいらっしゃいますが納得できません。
検査は本人とそのパートナーが決めることであって、他人がそれを肯定したり否定したりするのは理不尽です。
(2001.1 マサコさんより)
●トリプル・マーカー検査について/S.W.さんより
●S.W.さんのコメントを読んで〜ダウン症の子供を育てています/マ−ちゃんより
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