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「電磁波の健康影響についてのアンケート」ご協力のお願い(専門家の方) babycomでは2003年7月より半年間の予定で、NPO市民科学研究室と共同で「電磁波の健康影響について」という特集を連載しております。この特集は妊娠中や子育て中の方に、身近な「電磁波問題」に関心を持ってもらうことを目的としています。 「電磁波問題」とは、一般の家電製品や携帯電話、送電線から出ている電磁波が健康に悪い影響を及ぼす可能性があるというもので、現代社会においては避けることができないリスクの一つと言われています。 WHOでは超低周波磁界は「人に対して発がんの可能性がある」と発表し、各国の関連機関でも疫学調査がなされほぼ同様の結果がでています。日本では国立環境研究所の疫学調査でも「子ども部屋の平均磁界レベルが4ミリガウス以上で小児白血病のリスクが上昇する」と報告されています。 これらの研究成果を受けWHOは今年9月から、電磁波の発がんリスクに関する専門家会議をつくば市で開催、世界的な基準づくりが動き始めたところです。 しかし一方、携帯電話の使用と脳腫瘍の関係が疑われていますが、これについてはWHOが国際共同研究を開始したばかりで、その結果は数年先にならないとわかりません。さらには一般の家電製品から出る低周波磁界のリスクに関する研究はまだまだ立ち遅れているのが現状といえます。 このようにまだ科学的に確証されていないリスクから身を守るには、わたしたち生活者自身が正しい知識を身につけ、できる限りリスクを回避すると同時に、行政や関連機関に働きかけをすることが対策法としてとても大切だと考えています。 babycomでは妊娠出産育児のメディアとして、ぜひこのことを知ってもらいといと思い、医療や保育の現場に携わる専門家の方に、意識調査アンケートを実施し、その結果を今後の活動のために活かしていきたいと考えています。 お忙しいところ恐縮でございますが、どうぞ主旨をご理解いただきアンケートにご協力をいただけますようお願い申し上げます。 ★★babycom eco「電磁波の影響について」 ★★妊娠や胎児、赤ちゃんへの電磁波の影響についての国内外の研究をリストアップした表を掲載 いたしましたので、ご参考になれば幸いです。【電磁波の胎児への影響に関する各国の研究一覧】 実施:NPO市民科学研究室 電磁波プロジェクト&babycom |