「水道水が飲めなくなる」「近くの化学工場が爆発する」「支援物資が到着しない」……など、災害時には、不安と情報の少なさから真偽が明らかではない噂やデマが起きやすくなるので、まどわされないようにしましょう。
特に「誰々の知り合いの誰々がこう言っていた」「○○らしい」という伝聞は慎重に受け止めよう。
非常時には、悪意はなくても状況把握を正確にできなかったり、想像した内容をあたかも事実のように伝えてしまうこともあり得るからです。
1.「話のつじつまは合っているか」を「冷静に」見なおしてみること。
(人の心の中には非常事態ではないと思いたがる「正常性の偏見(防災用語集)」という心の働きがあるのでそれも意識的に取り払う)
一次情報(=情報の発信源)で聞いた話が正しいか確認する。
それができない場合は、複数の情報源からの内容を比較し、整合性が取れているか検証する。
2.「5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、どのように)」をはっきりさせる。