流産
妊娠22週未満の分娩を流産と呼ぶ(日本産科婦人科学会の勧告に基づく定義)。
流産は妊娠の10〜15%にみられる。
習慣性流産とは、連続3回以上の自然流産の繰り返しのこと。反復流産とは、連続2回の自然流産の繰り返しに用いられることがある。
切迫流産=胎児が生存していると考えられ、妊娠継続の可能性のある状態。
進行流産=もはや流産が避けられない程度に進行している状態。
完全流産=胎芽あるいは胎児と付属物がすべて子宮腔内より排出されている状態。
稽留流産=妊娠22週未満に胎芽あるいは胎児が子宮内で死亡後、症状がなく子宮内に停滞している状態。
原因でもっとも多いものは、卵そのものが未発達だったり異常があることによる。
初期流産での染色体異常の頻度は50〜64%ととても高い。
出血と超音波検査によって、診断される。切迫流産の治療法としては、安静がなによりも大切。子宮筋弛緩剤、ホルモン剤(hCG、プロゲスチンなど)の投与が行われることもある。
妊娠・出産・産後ワード101「流産 [切迫流産]」
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