新生児黄疸(しんせいじおうだん)

胎児は有効に酸素を使うためにたくさんの赤血球を持っています。

生まれてから肺呼吸するようになると、新しい赤血球がつくられ、胎児期の赤血球は壊されていきます。

その壊された赤血球が分解されるときに出るビリルビンという色素が血液中に残ると、皮膚や目の白いところが黄色く見えるようになります。

生理的な新生児黄疸は生後2〜3日くらいから。赤ちゃんを窓際においたり、頻回に授乳することで緩和効果もありますが、場合によっては光線療法も。



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監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長

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