平均初婚年齢があがったこと、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことなどで、高齢出産のパーセンテージは年々高くなっています。ともするとリスクばかりが強調されがちですが、高齢出産でなければ得られない喜びやメリットもたくさんあるはず。
babycomでは、みなさまの声をもとに、今までとはちょっと角度を変えて、喜びや満足度にスポットをあて高齢出産をとらえてみたいと考えています。
高齢出産VOICEバックナンバー
42歳で結婚。翌年妊娠したけど育たず掻爬。妊娠したという事実に安心してその後1年間、病院にもいかず自然にまかせていました。
2人とも健康なのになぜか妊娠せず、44歳になってさすがにあせりはじめ駆け込むように大学病院へ。10回の人工授精。担当医が休みで別の先生に診ていただいたある日、「44歳で妊娠した人なんてウチの病院にはいませんよ。」と口元に薄笑いを浮かべてさべすむように言われショックを受けました。精子をうまく入れられない先生もいて激痛とともに出血したことも。なぜ女はこんな思いをして痛い目にあわなければいけないのだろう、と思いながら病院の天井を見ていたら涙がでてしまいました。
病院を替えて先月はじめて体外受精をしました。完璧な治療を受け、先生から年の割に卵も若いですよと励まされ、おっぱいも痛いくらいにパンパンに張り、きっと妊娠したと確信しました。でも結果は陰性。ショックでした。生理がきてもしばらくの間、妊娠しなかったということを受け入れることができませんでした。仕事も手につかず、すべての気力を失いました。
主人は子どもは授かりものだから。といいますが「できたかも!」というだびに大喜びしてチャイルドシートを買おうとする主人を見ていると、きっとほしいのは、私より主人なのではないかと思い、かわいそうになってしまいます。
仕事など休んだことない私が検査のため半日休んだだけで、仕事上の男性に「これは妊娠したと密かに思っていたのにしてないの?なんでつくらないの。」などとねほりはほり人前で無神経に聞かれ子宮が引き裂かれる思いでした。心も身体も傷つき立ち直れません。
みみさんのお姉さん、私もあと5ヶ月で46歳です。絶望とかすかな希望の狭間でゆれています。超高齢出産のかた、どうか希望を持てるお知らせを聞かせてください。
(2001.8 ののか さん より)
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