1.出産年齢 :36歳
2.出産した場所 :個人産院
3.分娩方法 :自然分娩
4.分娩時間 :5時間
5.高齢出産を選んだ理由は?
結婚したのが31歳、上の子を32歳で出産した後、1度の流産、やっと4年後に二人目を妊娠しました。だから「選んだ」というより、自然の流れでたまたまこうなっただけです。
6.高齢出産をしてよかったと思いますか。またその理由は?
よかったと思う。
「高齢」がいいとか、「低年齢」がいいとか別に区別していません。
私にとっては、仕事である程度実績を上げた後の出産で、退職後も在宅で仕事ができているので良かったのかな、と思います。でも、もっと早くに産んだ方が良かったかもと思うこともあります。(子供の手が離れるのが遅くなる、など)
7.高齢出産の医学的なリスクをどんなふうに受け止めていましたか。
特にリスクは意識していませんでした。
妊娠中は仕事もしてましたし、上海に旅行に行ったり、マタニティビクスをしたり、普通に過ごしていました。上の子がいるので、多少無理をした部分もありました。出産自体は二人目ということでとてもラクで、産後の回復も早かったです。
8.妊娠中、陣痛時、分娩時、産褥期それぞれにおいて、年齢を意識することがありましたか。またそれはどんなことですか。
特になし。
かえって、上の子の時よりラクでした。
9.これからの子育てについて、高齢であることの不安はありますか。不安があれば具体的にお書きください。
やはり、子供が独立するまで、親が元気でいられるかということが心配です。孫の世話もしたいですし。
10.第二子について、どのように考えていますか。
私の場合は第二子が「高齢出産」にあたりました。結果的に4歳違いになりましたが、上の子が幼稚園に行っている間に赤ちゃんとのんびりできて良かったです。
でも、子供が二人になると経済的にも体力的にも確実にきつくなるので、ある程度の覚悟は必要と思います。一人っ子でも全然かまわないと思います。
11.高齢出産を選択しようとしている人たちへのメッセージがあればお書きください。
社会である程度キャリアを築いてからの出産を考えていらっしゃる方も多いと思います。
私の場合はグループリーダーになり、長年やりたかったプロジェクトに着手した矢先に第1子を妊娠、その子が二歳になるまでなんとかがんばりましたが、夫や親の協力が得られず、退職しました。今でも仕事に打ち込める夫を羨む気持ちはありますが、子供を産んだ以上、心身ともに健康に育てる義務があると思うので、出来る範囲の仕事を在宅でしています。フルタイムで仕事を続けるにしても、子供がいないときのようにはいかなくなります。その辺の折り合いを自分の中でつけておくことが必要と思います。
ちょっと前の新聞で読んだのですが、アメリカでは、出産を機にいったん仕事を辞めた女性のための支援組織があるとか。仕事を離れた喪失感などの悩みを話し合ったり、仕事復帰への支援をする非営利団体だそうです。(日経夕刊10月25日)
日本でもこういう選択をした女性の支援団体を作りたいですね。5,6年前に比べれば、子供を持つ女性(仕事を持つ人もそうでない人も)への支援策は増えてきていますが、まだまだ足りず、母親の大変さは変わっていません。そんな中で、女性が自分の人生の選択を柔軟に行えるような環境になるよう、何か行動をしたいと思っています。
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