1.出産年齢 ：35歳
2.出産した場所 ：個人産院
3.分娩方法 ：自然分娩
4.分娩時間 ：8時間
5.高齢出産を選んだ理由は？
高齢出産を選択したというよりも、仕事などとの兼ね合いでこの年齢になった。もともと、結婚・出産後も、仕事を続けると決めていたため、スムーズに職場復帰をするならばある程度のキャリアが必要と考えていた。また、自分の趣味や、主人と２人で楽しむ時間もしばらくは欲しかったという気持ちもあったから。
6.高齢出産をしてよかったと思いますか。またその理由は？
よかったと思う。
産むまでは、トリプルマーカの検査結果が芳しくないとか、心配のネタは尽きませんでしたが、無事出産を終えた後は、宝物を授かった幸せで一杯です。赤ちゃんは本当にいとおしい存在。自分が生きていく上での価値観をがらりと変えてくれた。何歳だからもうだめとかいうより、出産のリスクは個体差だと思いました。
また、若い頃だったら得られなかった、または積極的に得ようとしなかった子育てに関する情報収集も今の年齢だから、前向きに取り組めた。ただなんとなく子供ができたという状況とは一味も二味も違う、妊娠〜出産経験を積むことができたと、とても満足しています。
「待ち望んでできた赤ちゃん」だった、これが一番大きな理由だったのかも知れませんが。
7.高齢出産の医学的なリスクをどんなふうに受け止めていましたか。
確かに、染色体異常の発生率が３５歳を境目に急激に上がる、と言った数値的なデータが事実として存在します。「もし自分の身に降りかかったら、、、」と思うとやはり不安でした。
只、その数値も１／３６５とか、なんだかピンとこない数値でもあったし、万人に当てはまるわけでもない。きっと、母数も小さいであろうし、だいたい３６５回もお産するわけない。高齢だからハイリスクというよりは、どんなお産にもリスクはついて回るものと考えていました。
8.妊娠中、陣痛時、分娩時、産褥期それぞれにおいて、年齢を意識することがありましたか。またそれはどんなことですか。
特に高齢だからどうこうというのは在りませんでした。強いて言えば、トリプルマーカの検査結果が、１／１１２とひどい数値だったこと。でもこれはむしろ個体差と考えましたが。
9.これからの子育てについて、高齢であることの不安はありますか。不安があれば具体的にお書きください。
特に高齢だからという理由での不安はありません。むしろ、若いママより多くの社会経験を積んでいるという意味では、どっしり 構えていられると思う。
10.第二子について、どのように考えていますか。
しばらく、第１子の育児で手一杯。余裕ができたら考えようかとおもう。
11.高齢出産を選択しようとしている人たちへのメッセージがあればお書きください。
ぜひ、躊躇なさらず積極的に取り組んで頂きたいと思います。今の医学の進歩は目覚しく、胎児でさえ手術が可能になっているのですから。そして、お母さんの人生経験が長い分、精神的には「余裕」があり、きっとすばらしい妊娠〜ご出産の経験をされること間違いありません。
産んでみて思ったのですが、価値観ががらりとかわりました。今まで、何でも一人でできるような気でいたのに、自分がこの世に存在すると言うことさえ、自分ひとりでは起こり得ないということに気がつき、自分がこの世に生を受けた有難さをしみじみ感じることができました。そして自分が生んだ赤ちゃんのいとおしい事。。。。
こんな宝物は、お金では得ることができません。ほかの何にも変えがたい幸せです。
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