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シリーズ「語る+聞く リプロダクションのいま」第2回

AIDで生まれるということ〜加藤英明さんに聞く〜  9月22日(土)

babycom事務局(掲載 2012.8.17)

「AIDで生まれるということ 加藤英明さんに聞く」

 戦後間もない1949年に日本で初めて、夫婦間ではない人工授精がおこなわれて60年余年。法制度も整備されないまま、男性不妊で子どもが生まれない夫婦を対象に非配偶者間人工授精(AID、DI)が実施されてきました。生まれた子どもは3万人とも6万人とも言われています。
 子どもを授かった夫婦のほとんどは周囲にも当の子どもにも隠し、AIDを実施する病医院が夫婦に口外しないことを求めることもありました。その結果、出生にまつわる事実を知らないDI児(AIDで生まれた人)が多く、大人になってから何らかのきっかけで知ることになった人は、情報も当事者との出会いも閉ざされてきました。
 親子の信頼関係が崩れたり、深い欠損感に襲われたり、出自を知ることができなかったり、DI子はさまざまな困難に直面しています。諸外国では、法律や制度が整備されつつありますが日本には日本産科婦人科学会のガイドラインがあるだけで、法律も、子どもの求めに応えうる制度も整備されていません。
 第三者が関わる生殖技術が、技術的にはいかようにも可能になった現在、生まれた当事者はどのように感じ、社会や医療に何を提起するのか、じっくりとお話を伺いたいと思います。

チラシpdfはこちらから

シリーズ「語る+聞く リプロダクションのいま」第2回
AIDで生まれるということ〜加藤英明さんに聞く〜


◆2012年 9月22日(土)13:00〜16:00

◆光塾COMMON CONTACT並木町
(渋谷区渋谷3-27-15光和ビル地下1階 tel. 03-6427-6462)
JR渋谷駅の新南口改札から徒歩1分。渋谷駅からは外に出ず、埼京線への乗り替え連絡通路で新南口に出ると便利。渋谷三郵便局の隣のビルです。

◆参加費:1000円 (定員40名、要事前申込み)

◆加藤 英明 さん プロフィール
1973年生まれ38歳。AID(DI:非配偶者間人工授精)で生まれた立場から当事者活動をおこなっている。非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グ ループDOG(Donor Offspring Group)メンバー。2002年、横浜市立大学医学部5年生の時に血液を調べる実習で、父親と遺伝的つながりがないことを知る。かつて父親が無精子症の ため、慶應義塾大学付属病院で医学部学生から精子提供を受けたことを母親から告白される。以来、遺伝的父親を捜している。2011年より実名を公表して発 言している。現在横浜市立大学附属病院 感染症内科医。
DOGサイト http://blog.canpan.info/dog/

◆主催:NPO法人市民科学研究室 + babycom + リプロダクション研究会

◆問合せ&申込:03-5834-8328 renraku☆shiminkagaku.org
                ※メールの☆を@に変えて送信ください。






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