出血がある場合はまず止血。
次に患部を動かないよう固定する。
患部を中心に板や木の枝を添えたり、ダンボールや雑誌で患部を巻く。
※テープや包帯を強く巻きすぎると血流が滞ることもあるので注意。
腕の場合 三角巾で肩からつる。
脚の場合 関節が動かないよう固定する。
まず患部を清潔な流水で冷やし、焼けた衣類などを取り除く。
水ぶくれは破らずに、清潔なガーゼで患部を覆って包帯をまいておく(非常時で包帯やガーゼがない場合は、清潔な布を代わりに)。
ガーゼや清潔な布で出血部分を覆い、やや強く押さえて止血する。
血が止まったら、包帯を巻く。手当の後は傷口を心臓より高い位置に保つようにして医療機関へ。
感染を防ぐため、手当をする人はビニール手袋などを着けて作業する(ビニール袋やレジ袋でも代用できる)。
→泳いで助けに行くことはできるだけ避け、岸辺から棒やロープなどを使って引き寄せる。
陸からの救助が難しい場合は119番で救助を呼ぶか、周囲の人と複数で救助する(救助者も溺れないよう見守ったり、引き上げの手伝いが必要になるため)。
溺れている人にたどり着いたらまず気道確保。
呼吸していない場合は心肺蘇生法を行う(※)。
呼吸が戻ったら、水を吐き出すかもしれないので体を横に向け、毛布などかけて温める。
飲んだ水は、無理に吐かせなくても自然に排出されるが、汚水や砂泥が入っていそうな場合は受診を。
• 救急車到着までが命の別れ道、応急手当をプロに習おう!
「自分の家族が事故にあったり倒れたときに何かできるようになりたい」「学校のPTA活動や地域の避難訓練で、応急手当や救助法を講習してもらいたい」という時は、プロに教わろう。
地域の消防署では、けがの手当や心肺蘇生法、AEDの使い方を一般の人が学ぶことのできる「救命講習」を開催している。
子どもに対する処置が学べるコースや、小学校中学年程度から学べる入門コース、短時間で受けられるタイプや出前講座も可能な場合があるので、詳細は地域の消防署へ問い合せを。
心臓の動きと呼吸が停止してから3分経つと生存率は30%を下回る。一方、救急車到着までの全国平均時間は、平常時であっても6〜7分。
深刻な状況になるほど、救急車到着までの手当が大切な人の命をつなぐ生命線となりえる。
また、災害時は多くの人がいっせいに119番する上に交通事情が極端に悪くなるので、平均時間の何倍もかかるであろうことを頭に入れておきたい。
1.黄色の安全ピンを外す
2.ホースの先端を火元に向ける
3.レバーを強く握って放射
4.火の根元に向かって掃くように放射
あまり遠いと薬剤が届かないので、燃えているものの3〜5mくらい近くから近づきすぎずに放射する。できれば火の風上からが安全。
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